人気ランキング
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
コラム&ブログ一覧
クラブワールドカップで優勝したチェルシー
チェルシーは、まだ “クアドルプル”(四冠)の可能性を残している。
パルメイラスを破って獲得したクラブワールドカップ(以下CWC)に続き、チャンピオンズリーグ、FAカップ、リーグカップを狙えるぜい沢な立ち位置だ。
足首の負傷と新型コロナウィルス感染でロメル・ルカクのコンディションが一向に上向かず、エンゴロ・カンテも勤続疲労が否めない。ベン・チルウェルは右膝十字靭帯断裂で今シーズン中には復帰できない。
それでも四冠をターゲットにできるのだから、いやはや大したものだ。しかし……。
2月19日:クリスタルパレス(A)
2月22日:リール(H)
2月27日:リヴァプール(ウェンブリー)
3月2日:ルートン(A)
3月5日:バーンリー(A)
3月13日:ニューカッスル(H)
3月16日:リール(A)
3月19日:ノリッジ(A)
この一か月も8試合の強行日程だ。リヴァプールとのリーグカップ決勝は大一番であり、CLのラウンド16で対戦するリールも要注意の強豪だ。また、そのほか4試合のプレミアリーグは一見すると与しやすくも映るものの、バーンリーとニューカッスル、ノリッジには残留という特別なモチベーションがある。イージーな試合はひとつもない。
しかも、中二~四日で組まれている。バーンリー戦とニューカッスル戦の間に一週間の余裕があるだけだ。CWCや新型コロナウィルスの影響で延期されたアーセナル戦、あるいはレスター戦が、この間にスケジューリングされるかもしれない。
2月末日でリーグカップが終了した後も、チェルシーの厳しすぎる日程は延々と続いていく。CL連覇とプレミアリーグのトップ4を優先し、FAカップは若手と中堅を軸に据える公算が大きいが、四冠を狙うためには軽視もできない。
やはりチェルシーはコンディショニングがキーポイントだ。チアゴ・シウヴァ、マルコス・アロンソ、セサル・アスピリクエタ、ジョルジーニョ、カンテといったベテランの負担はできるかぎり軽くしたい。CWC決勝で足首を痛めたメイソン・マウントも気がかりだ。
あわせて読みたい
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
ジャンル一覧
J SPORTSで
サッカー フットサルを応援しよう!