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サッカー フットサル コラム 2021年9月6日

Jリーグ組中心で戦うべきだったオマーン戦。予想以上のコンディションの悪さが招いた敗戦

後藤健生コラム by 後藤 健生
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ここまで悪条件が揃うことはもうないだろうが、来年3月までの最終予選では厳しい条件で試合をする機会が何度も訪れる。コロナウイルス感染拡大の状況によっては、急な日程変更といった事態に直面するかもしれない。さらに、カタール大会以降もアジア予選では今回と同様の厳しいスケジュールで試合をこなさなければいけないのだろう。

今回のように移動から試合までの時間が少ない状況では、やはりコンディションの良いJリーグ組でチームを編成すべきだったのではないか。最近好調で横浜F・マリノス戦で素晴らしいシュートを決めたばかりの上田綺世。あるいは、J1きってのスピードスターの前田大然、ドリブラーの相馬勇紀……。Jリーグにも素晴らしいアタッカーはいる。

今回はコンディション不良ではあったが酒井宏樹も大迫勇也もJリーグに復帰しており、さらに乾貴士もセレッソ大阪に戻ってきた。C大阪にはロシア・ワールドカップで活躍した山口蛍もいる。守備陣でも森保監督の下で代表の常連となっている佐々木翔や代表招集歴のある谷口彰悟もいれば、元代表の酒井高徳など多士済々。国内組だけでも、十分に代表は組めるはずだ。

森保監督は、なんのために「ラージグループ」を作ってきたのだろうか?

10月には、予選突破の有力候補であるサウジアラビア、オーストラリアとの連戦という大事な2試合がある。ただ、最初がサウジアラビアのホームなのでヨーロッパからの移動距離が短くて済むし、10月になればヨーロッパ組のコンディションも上がっているはず。中東に集合してチーム作りを終えてから日本に移動してオーストラリア戦を迎えるのだが、Jリーグ組の選手の一部はサウジアラビアに送り込まずに、国内で待機させて万全の状態にしておくことも可能だ。

さらに、翌11月にはベトナム、オマーン相手のアウェー連戦があるが、日本から時差の少ないベトナム戦はJリーグ組のみで対処し、オマーン戦はヨーロッパ組を早めに集合させてしっかり準備をすればいい(実際の試合会場がどうなるのか見通せないが……)。

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