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ドミニク・カルヴァート=ルーイン
ヨーロッパ選手権はラウンド16に進出するチームが決まり、コパ・アメリカもグループステージの趨勢が見えてきた。また、UEFAが2021―22シーズンの主催大会からアウェーゴールのルールを撤廃。フットボールの世界は休みなく動いている。
移籍市場も活発化してきた。アルゼンチン代表のニコラス・ゴンサレスがシュツットガルトからフィオレンティーナに新天地を求め、マンチェスター・ユナイテッドはジェイドン・サンチョ(ドルトムント)の獲得が、いよいよ近づいてきた。さらにACミランのジャンルイジ・ドンナルンマは、現地時間6月25日にパリ・サンジェルマンのメディカルチェックを受ける予定だ。
さて、レアル・マドリーが市場を混乱に陥れている。なにしろ、まさかのカルロ・アンチェロッティ監督招聘だ。ジネディーヌ・ジダン前監督のもとで構想外となっていたマルティン・ウーデゴーア、ダニ・セバジョスなどが残留濃厚になったため、移籍を前提に動いていたエージェントが慌てている。
退団は決定事項と伝えられていたガレス・ベイルも、「ヨーロッパ選手権が終わったらアンチェロッティと話す」と、含みのある発言で周囲を煙に巻いていた。
それにしても、最大の被害者はエヴァートンである。アンチェロッティ体制で2シーズン目を迎える予定だったにもかかわらず、その指揮官がマドリーに飛んいくとは想定外すぎるアクシデントだった。
ディレクターのマルセル・ブランズを軸に新監督の人選を進め、リュシアン・ファーブル(前ドルトムント監督)、20-21シーズン限りでウォルヴァーハンプトンを退任したヌーノ・エスピリト・サントが有力候補のようだが、一刻も早く決定し、選手とサポーターを安心させなくてはならない。
そしてもうひとり、意外な人物の名前が浮上してきた。ラファエル・ベニテスである。プレミアリーグ復帰を熱望し、エヴァートン以上に新監督探しが難航しているトッテナムが最終的に泣きつくのでは、とも噂されている。ご家族とともにリヴァプール市在住。たしかに有力候補かもしれない。
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