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サッカー フットサル コラム 2021年1月28日

J1新シーズンの注目点。「サマーブレーク」をどう利用するのか?

後藤健生コラム by 後藤 健生
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もう一つ、この「サマーブレーク」で得をするのが、新監督を迎えたばかりのチームだ。

新監督の下で選手起用も、戦術も変わる。開幕前の合宿でも十分な準備はするとしても、実戦を経なければ本当の意味でのコンビネーションは確立できない。シーズンに入って、噴出してくるであろういくつもの問題点。それを、いかに早く終始していくかが監督の手腕となるのだ。

しかし、試合日程が過密になっていると、そうした戦術的な修正は難しくなってしまう。つまり、試合と試合の間に戦術的なトレーニングをする余裕がなくなってしまうからだ。

昨シーズン、これで苦しんだのが鹿島アントラーズだった。ザーゴ監督が就任したものの、前シーズンは天皇杯決勝まで戦っていたので始動が遅れ、さらにACLのプレーオフもあったため準備不足のままシーズンに突入してしまった。そして、中断期間にも十分な活動ができず、修正が遅れてしまったのだ。リーグ戦の終盤で立て直してからは鹿島らしい強さを発揮したのだから、シーズン前半に日程の余裕があったら、昨シーズンの鹿島はかなり上位に食い込めていたはずだ。

今シーズンの注目クラブの一つが、リカルド・ロドリゲスを新監督に迎えた浦和レッズだ。徳島ヴォルティスを素晴らしいチームに育て上げたR・ロドリゲス監督の手腕は間違いない。だが、その戦術を落とし込むには時間がかかると見て間違いない。

しかし、22節を終了した後に設けられた中断期間をうまく利用できたら、その後はチーム力が急上昇するかもしれない。浦和だけでなく、新監督を迎えたシーズンにとっては、「サマーブレーク」をどう利用するかが重要なポイントとなる。

それでも、僕は今シーズンも川崎フロンターレが最大の優勝候補だと思うが、横浜F・マリノスやFC東京、鹿島アントラーズなど、ACLの負担がないクラブを中心とした“追走集団に”注目したい。

文:後藤健生

後藤 健生

後藤 健生

1952年東京生まれ。慶應義塾大学大学院博士課程修了(国際政治)。64年の東京五輪以来、サッカー観戦を続け、「テレビでCLを見るよりも、大学リーグ生観戦」をモットーに観戦試合数は3700を超えた(もちろん、CL生観戦が第一希望だが!)。74年西ドイツ大会以来、ワールドカップはすべて現地観戦。2007年より関西大学客員教授

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