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サッカー フットサル コラム 2021年1月28日

J1新シーズンの注目点。「サマーブレーク」をどう利用するのか?

後藤健生コラム by 後藤 健生
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1月22日に2021年シーズンのJリーグの日程が発表され、27日にはアジア・サッカー連盟からAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の日程も発表された。具体的に新シーズンの概要が明らかになってきたことで、新シーズン開幕に向けて期待が高まってきたのではないだろうか。

昨シーズンは、新型コロナウイルス感染症の拡大のため、Jリーグは開幕直後に中断。J2リーグは6月末、J1リーグは7月初めに再開された。その後、非常にタイトなスケジュールの中で日程を消化。リーグ事務局や各クラブの運営担当、監督・コーチをはじめとしたスタッフ。そして、選手たち。さらに感染症対策を遵守しながら声を出さない応援スタイルの中で選手たちを支えたサポーターの協力によって最終的に全試合が実施されたことは、素晴らしい成果だったと言っていい。

ただ、日程がタイトだったこと、そして再開が真夏の酷暑の時期だったことなどのために、ピッチ上でのプレーに対する影響は避けられなかった。

厳しい日程をこなすために、「5人交代制」や「飲水タイム」が実施された。

初めは、交代の使い方がうまくいかなかったり、交代によってゲームの様相が一瞬にして変わってしまうようなこともあったが、次第に監督も選手も5人交代制に慣れて、交代選手を使いながら高いレベルのプレーを見せてくれた。

しかし、「5人交代制」が採用されたとしても、選手層の薄いチームにとっては使い方が難しかったことだろう。

選手層が厚く、「5人交代制」有効に使った川崎フロンターレが大きなアドバンテージを得たのは事実で、川崎はJリーグ史上最も大きな差をつけて早々と優勝を決めてしまった。選手が走るのではなく、パスを回してボールを動かすという川崎のプレースタイルも、間違いなく有利に働いた。

もっとも、もし、そうしたアドバンテージがなかったとしても、昨シーズンは川崎が優勝していたことは間違いないだろう。川崎はそれくらい強かった。

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