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サッカー フットサル コラム 2020年12月27日

フロンターレからMVPが選出されない違和感。本当のMVPはリーグ戦を無事に終了させたすべての関係者に!

後藤健生コラム by 後藤 健生
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僕は、今シーズンのMVPは選手ではなく、新型コロナウイルス感染症の拡大という中でJリーグを再開し、全試合を無事に終了させたすべての関係者に贈りたい。

Jリーグも「チェアマン特別賞」という形で「新型コロナウイルス対策連絡会議」の賀来満夫委員長以下メンバー11人を表彰した。

さすがに自分たちで自分たちを表彰するわけにはいかないから外部の専門家たちを表彰したのだろうが、対策連絡会議をいち早く結成して、助言を受けながらリーグ戦の再開に漕ぎつけたJリーグ自体も何らかの形で表彰を受けてもいい。

Jリーグは、2月に2020年シーズンが始まった直後の2月下旬に第2節以降の延期を決めた。まだ、政府が緊急事態宣言を発出するはるかに前の段階での素早い、そして後から考えれば実に適切な決断だった。そして、延期を決めると同時にリーグ戦の再開を目指してプロ野球と合同で専門家会議を立ち上げ、その助言に基づいて様々な対策を練り上げ、そして状況が許すようになった6月末から順次リーグ戦を再開。日本ではPCR検査の検査数が不十分で、全数検査などどこも実施していない中で、選手やクラブ関係者、審判員の全員に対して一定の間隔で検査を繰り返すというのも大英断だった。

その結果、一部の試合の延期はあったものの、全試合を実施できたのだ。ACLの日程が二転三転する中で、過密日程がさらに超変則日程となる中で、とにかく全試合が実施できたこと自体奇跡的とも思える。

そして、無観客試合(リモートマッチ)で再開したリーグ戦は徐々に入場者数を増やし、そして、万全の対策とサポーターたちの協力もあって観客の間で感染者を出すこともなく無事にリーグ戦の日程を終了させたのだ。

村井満チェアマン以下、各部署でリーグ戦のオペレーションに当たった職員やクラブ関係者。難しい状況の中で精一杯頑張ってプレーした選手たち。一人の感染者も出さなかった審判員。難しい中で、手拍子だけでスタジアムを盛り上げたサポーターたち……。

僕は、すべての人たちに何か賞を与えたいのである。

文:後藤健生

後藤 健生

後藤 健生

1952年東京生まれ。慶應義塾大学大学院博士課程修了(国際政治)。64年の東京五輪以来、サッカー観戦を続け、「テレビでCLを見るよりも、大学リーグ生観戦」をモットーに観戦試合数は3700を超えた(もちろん、CL生観戦が第一希望だが!)。74年西ドイツ大会以来、ワールドカップはすべて現地観戦。2007年より関西大学客員教授

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