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近年、急速に力をつけてきた欧州女王のオランダと、4大会振りの決勝進出を目指すスウェーデンが激突した準決勝第2戦は、序盤から互いに持ち味を活かしながら、積極的にゴールを目指すテンションの高い展開となる。
最初に決定機を迎えたのは、鋭いカウンターを武器に準々決勝で優勝候補の一角だったドイツを下したスウェーデンだった。
13分、センターサークル付近でボールを収めたヤコブソンが持ち上がり、最後はスルーパスを受けたブラックステニウスがシュートを放つも、ここはGKファンフェーレンダールが立ちはだかる。
前半は一進一退の攻防が続くなか、20分過ぎから組織だったポジショニングで、ボールが効果的に循環するようになったスウェーデンが徐々に主導権を握り始める。
スウェーデンは前半終盤にかけてCKから立て続けにチャンスを作るも、オランダは守護神ファンフェーレンダールを軸に、集中した守備でこれを跳ね返し、試合はスコアレスのまま後半へ。
オランダは後半開始からマルテンスをベンチに下げ、ロールトを投入する。
一方、前半と同じメンバーでスウェーデンは高い位置からのプレスとテンポ良い攻撃でリズムを作ると、56分にはCKの流れから最後はフィッシェルがコースを狙ったシュートを放つも、これはGKの好守とポストに嫌われる。
対するオランダは64分、この日最初のCKからファーサイドでフリーになっていたミデマーが、ヘディングで絶妙のコースへシュートを飛ばすも、これはGKリンダールの好守とクロスバーに阻まれる。
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準決勝 オランダvs.スウェーデン
その後、試合展開が膠着していくなか、前半を抑え気味にプレーしたオランダが徐々に勢いを出し始め、71分には満を持して右サイドのファンデサンデンを投入する。
一方、疲れの見え始めたスウェーデンは79分、一気に2枚を代えで状況の打開を図る。しかし、試合は動かず、スコアレスのまま延長戦へ突入する。
すると99分、遂に試合が動く。延長に入り押し込む状況が続いたオランダは、速い展開からフルーネンがミドルシュートをゴール左隅へ決め、待望の先制点を奪取する。
結局、この虎の子の1点を守り切ったオランダが120分に及ぶ激闘を制し、アメリカの待つ決勝へと駒を進めた。
J SPORTS 編集部
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