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サッカー フットサル コラム 2019年2月12日

アイスホッケーのアジアリーグがなくなる?サッカーの「国際リーグ」は、なぜ存在しない?

後藤健生コラム by 後藤 健生
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サッカー界にはアイスホッケーのアジアリーグや、スーパーラグビーのような大会は存在しない(あるのは、各国リーグの上位チームを集めた各大陸のチャンピオンズリーグだけ)。これは、サッカーの世界にはFIFAという伝統ある強力な統轄団体が存在し、そのFIFAは「1国1協会」という原則で動いている。各国協会の枠を越えた国際大会はすべてFIFAあるいは各大陸連盟が管轄する。つまり、「1国1協会」の原則というのは「各国協会の管轄圏は国内に限る」という排他的な考え方でもあるのだ。

しかし、小国のクラブの財政的弱体化を防ぎ、リーグ戦のレベルを上げるためには「国際リーグ」を作った方がいいと思われるケースは間違いなくある(もちろん、「ユーゴスラビア」の復活などは政治的に不可能かもしれないが……)。

東アジアでもそうだ。強豪クラブ同士の対戦を増やすことは、各国の強化につながる。JリーグとKリーグで一つの大会を行う、たとえばYBCルヴァンカップを日韓合同で、あるいは中国やロシア極東のクラブを加えて開催できれば、とても得るとことが大きいと思うのだが……。

後藤 健生

後藤 健生

1952年東京生まれ。慶應義塾大学大学院博士課程修了(国際政治)。64年の東京五輪以来、サッカー観戦を続け、「テレビでCLを見るよりも、大学リーグ生観戦」をモットーに観戦試合数は3700を超えた(もちろん、CL生観戦が第一希望だが!)。74年西ドイツ大会以来、ワールドカップはすべて現地観戦。2007年より関西大学客員教授

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