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サッカー フットサル コラム 2018年7月4日

本気の強豪と戦えたからこその課題 まずは称賛すべき、日本代表の健闘

後藤健生コラム by 後藤 健生
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また、特筆すべきはこの試合のファウル数が両チーム合わせて19だったこと。そして、警告が1枚(柴崎)だけだったことだ。フランス対アルゼンチンとか、コロンビア対イングランドなど、警告のイエローカードが飛び交うような試合が多い中、あれだけ激しい試合をしながら反則が少なく、フェアなプレーができたことも称賛すべきであろう。

しかも、2点を失って焦るベルギーをある時間までは、日本代表の守備陣が完封した。 ベルギー戦に限らず、日本のCBの吉田麻也と昌子源は今大会を通じてよく相手の強力FWを抑えた。コロンビアのハメス・ロドリゲスは不調のどん底だったとしても、ラダメオ・ファルカオを抑え、セネガルのエムベイェ・ニアン、イスマイラ・サール、サディオ・マネを抑え、ポーランドのロベルト・レバンドフスキを抑え、そして、ベルギー戦でもロメル・ルカクと対峙した。日本のDFがここまで通用するとは誰も予想できなかったことだろう。 日本代表は、今大会で4試合を戦って7失点を喫した。

しかし、そのうちの5点は(スローインも含む)セットプレー絡みのものだった(そして、あとの2点はGK川島永嗣のパンチングのミスとベルギー戦のカウンター)。つまり、流れの中から崩されての失点はなかったのだ。

そして、もし、セットプレーからの失点を半分に減らすことができていたとすれば、日本はグループリーグを首位通過できたはずだし、ベスト8進出も可能だったかもしれない。

セットプレーからの失点というのは、西野朗監督の責任ではない。ヴァイッド・ハリルホジッチ監督の時からずっと言われていたこと。いや、ハリルホジッチ監督就任より前からそうだったし、フル代表だけでなく年代別も含めて日本サッカーの致命的な弱点だ。西野監督は、「対策は何もできなかった」と言う。将来へ向けての大きな課題だ。

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