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【高円宮杯プレミアリーグEAST 横浜FCユース×柏レイソルU-18レビュー】 早川知伸と酒井直樹。旧知の2人が火花を散らせた開幕戦。
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ロシア・ワールドカップは、開幕直後から予想外の展開が続いている。 僕は、アルゼンチンがアイスランドと引き分けた試合とドイツがメキシコに敗れた試合を実際にスタジアムで観戦した。愚直に相手に体を寄せ、シュートコースにブロックに入る。それを、90分間やり遂げた先に「ジャイアントキリング」が待っている。弱者が強豪国相手に粘り強く戦う姿は本当に感動的だ(メキシコのゴールが決まった瞬間にメキシコ人サポーターが大量のビールの雨を降らせ、服もノートもびしょ濡れになってしまったのだが、「まあ、それも許そう」という気になる)。
ただし、「愚直に」という形容はあまりに陳腐のような気がするし、また誤解も与えかねない。もちろん、「愚直」なのは間違いではないのだが、彼らはただ気持ちだけで頑張っているだけではない。 アイスランドは、まさに「ジャイキリ」の達人たちなのだということがよく分かる。 90分絶え間なく相手ボールに対してプレッシャーをかけに行くのだが、ただ闇雲に当たりに行っているわけではない。プレッシャーをかけに行くコース取りがすべて計算されているのだ。たとえば、プレッシャーをかけに行くときに、わざとパスコースを開けておくのだ。プレッシャーを受けた相手は、当然のようにその開いているコースにつないでプレッシャーを回避しようとする。ところが、アイスランドは予めそちらを予想して、他の選手がパスカットを狙いに行く。
こうしたアイスランドの守備は、アルゼンチンのようにボールをつなごうとする相手には、とくに有効だったことだろう。 序盤戦で番狂わせが続発しているのは、一つには準備の差がある。 優勝を狙う強豪国は開幕戦に照準を合わせたりはしない。グループリーグの間はなるべく消耗せずに(できれば、3戦目は主力を温存して)決勝トーナメント以降にピークを持っていく。それが、彼らの思惑だ。
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