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前代未聞の「アルプ・デュエズ」連続登頂! 第20ステージは「歴史的な1日」に|ツール・ド・フランス直前コラム vol.3
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今季の開幕戦となる、Jプロツアー第1戦の『JBCFしもふさクリテリウム』が千葉県成田市のフレンドリーパーク下総で開催され、宇都宮ブリッツェン勢は終始攻めつづけるも、最後までレースをブレイクすることができずに廣瀬選手の7位が最高位という悔しい結果で今シーズンをスタートすることになりました。
今年もまたこのネガティブな感情と折り合いをつけながら進み続ける日々がはじまりました。
若返ったチームは新たな可能性を示してくれた一方で、ルーキーの堀選手がいきなり腕を骨折する大怪我を負い、また、順位的にもチーム発足後最悪の開幕戦リザルトとなりました。
レース後は、良かった点、自分たちにツキがなかった点などを模索し、自らの“正当性”を無理に探している自分たちがいました。
しかし、負けは負けです。
この悔しさは、理屈では処理することができません。
昨年の開幕戦に比べれば“屈辱感”は小さいかもしれませんが、一通り今回のレース展開を話しあってから入った牛丼屋のなかで、選手たちは皆一点を見つめる表情となっていました。
“注目されるチーム”、“今回のレース中も恐らく最もファンの方々が多かったチーム”、これらの基本的に感謝しなければならない環境は、負けたときに“惨めな気持ち”となって選手たちに襲いかかります。
そして何より、応援して下さる皆さんをも惨めな想いにさせてしまったことで、自分たちを更に追い込んでいきます。
しかし、いつも書くことですが、こういった感情が選手たち(自分も)を成長させていきます。
“屈辱”や“痛み”というのは、いわば成長のためのチケットみたいなものなのでしょうか。
ただし、そのチケットを使うには更なる“痛み”が発生します。
チケットを得たら捨てたりせず、それをきっちりと使いきって次に進んでいく。
1年を通してこれをひたすら繰り返していくしかありません。
全てはこのチームを支えてくださる皆さんのために、そして、自分たちの理想を実現するために。
今年もそんな成長サイクルの日々がはじまりました。
栗村 修
中学生のときにTVで観たツール・ド・フランスに魅せられロードレースの世界へ。 17歳で高校を中退し本場フランスへロードレース留学。その後ヨーロッパのプロチームと契約するなど29歳で現役を引退するまで内外で活躍した。 引退後は国内プロチームの監督を務める一方でJ SPORTSサイクルロードレース解説者としても精力的に活動。
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