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前代未聞の「アルプ・デュエズ」連続登頂! 第20ステージは「歴史的な1日」に|ツール・ド・フランス直前コラム vol.3
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2010年のツール・ド・フランス王者、アルベルト・コンタドールに1年間の出場停止処分が下されるとの報道が流れているようです。
この決定が事実ならば、今年のツールにコンタドールの姿はないことになり、また、昨年のツールチャンプはアンディ・シュレクになるとのこと。
この様な事件には慣れっこになりつつある我々ですが、さすがにコンタドールの「黒判定」は衝撃が大きすぎます。
真実や今後のコンタドールの対応はまだわかりませんが、プロサイクリング界にとっての嵐はまだ過ぎ去っていなかったということでしょう。
今回の事件のことではないですが、「火のないところに煙はたたない」という言葉があります。
実際には、「火のないところにガンガン煙がたっている」のをこれまでの人生で幾度となく見てきましたが、ことプロサイクリング界で起きた多くの事件に関しては、全てを冤罪として片付けるにはあまりにも数が多すぎます。
逆説的に考えるならば、クリーンな日本人選手たちにとってはどんどんチャンスが増していくとも捉えられるでしょう。
私がプロで走ったのはフェスティナ事件が起きた1998年…
弱小チームにいたので裏で何が起きていたかを見ることはできませんてしたが、現在語られている情報を信じるならばクリーンではない選手の数はゼロではなかったのかもしれません。
自分がプロとして「5流」だったのは間違いなく実力が足りなかったからなのですが、壮絶な時代のなかでレースを走っていたのは否定できないでしょう。
現在のプロサイクリング界の検査システムというのは、あらゆるスポーツのなかで最も厳格かつ強力なものだといわれています。
未だにまともなアンチドーピングシステムを導入していないプロスポーツは世の中に存在していると聞きます。
事件の真相などは結局のところ多くが謎に包まれたまま風化していきますが、この嵐を少しでも早く抜け、「一足先にフェアな世界に到達した」と胸を張れる時代がやってくることを期待します。
栗村 修
中学生のときにTVで観たツール・ド・フランスに魅せられロードレースの世界へ。 17歳で高校を中退し本場フランスへロードレース留学。その後ヨーロッパのプロチームと契約するなど29歳で現役を引退するまで内外で活躍した。 引退後は国内プロチームの監督を務める一方でJ SPORTSサイクルロードレース解説者としても精力的に活動。
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