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サイクル ロードレース コラム 2024年3月15日

【Cycle*2024 ミラノ~サンレモ:プレビュー】サイクルロードレースの春到来! マチュー、ポガチャルの2強に迫るアウトサイダーたち 伝統と高き格式の一戦に世界の目が注がれる

サイクルロードレースレポート by 福光 俊介
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ミラノ〜サンレモ

前回大会で積極的に仕掛けたポガチャル(先頭)

アルペシン・ドゥクーニンクは、エーススプリンターのヤスペル・フィリプセンも動員する。集団の大小問わず、スプリントになればマチューに代わって勝負を託される可能性が高い。チプレッサ、ポッジオを前線でクリアすることが絶対条件だ。

これまで以上にミラノ~サンレモに執着するのがポガチャルである。先のストラーデ・ビアンケでの80km独走は観る者のみならず、レース関係者にも衝撃を与えた。前回ポッジオで勝負しきれなかった反省から、チプレッサで動くのでは?との見方もある。あれだけの独走劇を見せられたら、ミラノ~サンレモでもあるのではないかと思わされるのは当然で、それを実行に移すかどうかが大いに見もの。UAEチームエミレーツはマルク・ヒルシやイサーク・デルトロもメンバー入りするが、実質ポガチャル一択で戦うと見てよさそうだ。

バリュー的にはマチューとポガチャルが群を抜いているが、彼らをどうやって抑えようとチャンスをうかがう選手たちも多数。いかに得意パターンに持ち込むかがカギになる。

前回はポガチャルらに先着し2位となったフィリッポ・ガンナ(イネオス・グレナディアーズ)は、独走力で他を圧倒したい。ポッジオでのアタック合戦をしのいで、うまく周りを振り切ることができるだろうか。イネオス・グレナディアーズは規定より1人少ない6選手で臨む予定だが、トーマス・ピドコックもメンバーに加わり、高いチーム力は変わらない。

戦力的にはリドル・トレックの充実ぶりも光る。マッズ・ピーダスンはチプレッサとポッジオを越えられる脚を持っているし、何より人数が絞られた中でのスプリントにはめっぽう強い。それに、ティレーノ~アドリアティコで大活躍したジョナサン・ミランもメンバー入り。チームとして、スピード勝負になれば絶対的な自信を持つ。3年前にここで勝っているヤスペル・ストゥイヴェン、ストラーデ・ビアンケ2位のトムス・スクインシュが控えるのも心強い。

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