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【ブエルタ・ア・エスパーニャ2023 レースレポート:第17ステージ】ユンボの三神が区間トップ3を独占!総合3位プリモシュ・ログリッチ「正直に言えば、行きたい気持ちもあったし、行きたくない気持ちもあった」
サイクルロードレースレポート by 宮本 あさか無料動画
【ハイライト】ブエルタ・ア・エスパーニャ 第17ステージ|Cycle*2023
1つ目の1級山岳コリャディエリャに入ると、残る1人もあっさり振り落とし、ウルフパック2人はさらに厳しくテンポを刻んだ。カッタネオは続く2つ目の1級コルダルの麓まで、懸命に作業を請け負った。そこから先は、エヴェネプールが孤独な努力を続けた。
望み通り、2つの1級峠で、それぞれ先頭通過を果たした。山岳ポイントを合計20pts積み上げ、山岳賞2位ヴィンゲゴーとの差を40ptsに、3位マイケル・ストーラーとの差を52ptsに開いた。もちろん青玉ジャージの最終的な行方はいまだ決してはいない。翌第18ステージで38pts、第20ステージでは30ptsが回収可能だ。だからこそ、エヴェネプールは、新たに予告する。
「明日はまたしても逃げに乗るチャンスがやって来る。ポイントを改めて取りに行く。もしもヴィンゲゴーやストーラーが前に飛び出さなければ、僕も逃げる必要はないのだけど……でも、ステージ優勝のためにも前に行きたい」(エヴェネプール)
緑ジャージにかけるカーデン・グローブスの執念もまた、凄まじかった。1級峠ではユンボ・ヴィスマ隊列の強いるスピードにしがみついた。すべては下り切った先に配置された、中間ポイントのため。残り33.1km、「上れる」スプリンターは、メイン集団の先頭できっちり中間スプリントを駆け抜けた。ただ、逃げ選手が、いまだあちこちに散らばっていたせいで、全体で見れば6番通過。ポイントがもらえる上位5位圏内を逃し、ポイント賞2位エヴェネプールに対するリードを76ptsに減らした。マドリードまでは残り4日。グローブスにとって幸いなことに、平坦ステージはあと2回残っている。
副賞ジャージを追い求める者たちの奮闘に呼応するかのように、区間と総合を巡る争いも、過熱していく。1つ目の1級峠では、総合6位マルク・ソレルが、メイン集団から単独で飛び出した。「アングリルの激坂こそ僕らチームの有利に働くはず」と、2回目の休息日に語っていた総合4位フアン・アユソのための布石に違いなかった。
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