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サイクル ロードレース コラム 2023年5月25日

【ジロ・デ・イタリア2023 レースレポート:第17ステージ】アルベルト・ダイネーゼが鬱憤晴らす僅差の勝利!山岳ラストバトル控える総合争い「自分は勝てるという自信と信念がある」(トーマス)

サイクルロードレースレポート by 山口 和幸
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【ハイライト】ジロ・デ・イタリア 第17ステージ|Cycle*2023

この大会でこれまでステージ優勝できたスプリンターは、バーレーン・ヴィクトリアスのジョナサン・ミラン(イタリア)、チームジェイコ・アルウラーのマイケル・マシューズ(オーストラリア)、UAEチームエミレーツのパスカル・アッカーマン(ドイツ)の3人のみ。それ以外のスプリンターがゴールを見据えてラスト勝負に挑むなか、チームDSMのマリウス・マイヤーホーファー(ドイツ)が残り2kmからアルベルト・ダイネーゼ(イタリア)を牽引。ダイネーゼが好位置からスパートし、ミランとマシューズを抑えて優勝した。

「昨日まで、今年のジロ・デ・イタリアでステージ優勝できるとは思えなかった。第5ステージで勝負に出たが、降格してしまった。休みの日に体調を崩したが、昨夜はよく眠れて、今日は初めて気分がよかった」というダイネーゼ。

平坦区間の第5ステージでは好位置でスプリント勝負したが、ゴール手前で斜行したことで後ろについたマーク・カヴェンディッシュの落車要因を発生させて、その集団の最後位に降格している。そのうっぷんを晴らす日がやってきた。

ダイネーゼにとってはちょうど1年ぶりの勝利だ。ジロ・デ・イタリアでは通算2勝目となるが、過去3年半でダイネーゼが勝ったのは、2022ジロ・デ・イタリア第11ステージとこの日の2回のみ。年間数十のレースで優勝するスプリンターはたくさんいるが、その大半はメジャーレースではない。ダイネーゼは勝ちこそ少ないが、ジロ・デ・イタリアで勝っているのが注目点だ。

レッジョ・エミリアで行われた2022ジロ・デ・イタリア第11ステージでは、ダイネーゼは名だたるスプリンターのガビリア、コンソンニ、デマール、ユアンを破って初優勝している。

ダイネーゼはイタリア選手としては、これまでとは異なるキャリア選択をした。イタリアチームに安住せず、さらなる活躍を求めて外国チームに所属する先駆者の一人だった。2018年にオランダのSEGレーシングアカデミーに加入し、ヨーロッパU23ロードタイトルを獲得した後、プロ転向。

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