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サイクル ロードレース コラム 2023年5月8日

【ジロ・デ・イタリア2023 レースレポート:第2ステージ】“次世代の大型スプリンター”ジョナサン・ミランがグランツール初出場初勝利 新城らのサポートに応え「僕らしいスプリントができた!」

サイクルロードレースレポート by 福光 俊介
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ジョナサン・ミラン(バーレーン・ヴィクトリアス)

ジョナサン・ミラン(バーレーン・ヴィクトリアス)

ジロ・デ・イタリア2023はロードレースステージがスタート。202kmの平坦コースで争われた第2ステージは、名だたるスプリンターを凌駕したジョナサン・ミラン(バーレーン・ヴィクトリアス)がグランツール初出場で初勝利。特にレース終盤は新城幸也らがトレインを組んで懸命のポジショニング。チームメートのサポートに報いて大仕事をやってのけた。

「チームメートのおかげだよ! 落ち着いて走るようにみんなが声をかけてくれて、僕を良い位置に引き上げてくれたんだ。最後は僕らしいスプリントができた。最高の気分だよ!」(ジョナサン・ミラン)

レムコ・エヴェネプール(スーダル・クイックステップ)の衝撃的なタイムトライアルから一夜明け、「イタリア一周の旅」は本格的に歩みを進める。テーラモからサン・サルヴォまでの道のりは、そのほとんどを平坦路が占め、コースなかばに4級山岳と中間スプリントポイントが2カ所ずつ設けられる。全体を通してさほどトリッキーな局面は見られないが、フィニッシュ前1.4kmに待つ大きなターンと残り1kmでの直角コーナーはスプリント前の位置取りで重要な意味合いを持つことになる。ほぼ全選手がフレッシュな状態で臨むステージだけに、最終盤は猛スピードと激しいポジション争いが見られるものと予想された。

5人の逃げで始まったレースは、メイン集団をトレック・セガフレードとアルペシン・ドゥクーニンクがペースコントロールを担ってタイム差を調整。最大でも3分、おおむね2分前後の差で淡々と残り距離を減らしていく。

マリア・ローザ争いは第1ステージから始まっている感があるけど、ポイント賞のマリア・チクラミーノや山岳賞のマリア・アッズーラをかけた戦いは実質このステージで“開幕”。2カ所の4級山岳は、都度逃げグループから飛び出したポール・ラペラ(アージェードゥーゼール・シトロエン チーム)がともに1位通過。ステージ終了後にブルーのジャージに袖を通している。

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