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サイクル ロードレース コラム 2023年5月8日

【ジロ・デ・イタリア2023 レースレポート:第2ステージ】“次世代の大型スプリンター”ジョナサン・ミランがグランツール初出場初勝利 新城らのサポートに応え「僕らしいスプリントができた!」

サイクルロードレースレポート by 福光 俊介
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【ハイライト】ジロ・デ・イタリア 第2ステージ|Cycle*2023

同様に2カ所置かれた中間スプリントポイントでは、ステファノ・ガンディン(チーム コラテック・セッレイタリア)がどちらもトップで通過。得点がかかる1つ目の中間スプリントでは、メイン集団に待機したスプリンター陣も腰を上げる。ここはフェルナンド・ガビリア(モビスター チーム)が先着し、全体の5位通過。マイケル・マシューズ(チーム ジェイコ・アルウラー)、マッズ・ピーダスン(トレック・セガフレード)と続き、マリア・チクラミーノ候補たちが早速動きを見せている。

各種チェックポイントを終えた時点で、先頭を行くメンバーに逃げ続ける意思がさほど見られず、結局フィニッシュまで34kmを残したところで集団へ戻ることに。一団となったプロトンは、トレック・セガフレードやイネオス・グレナディアーズが牽引役を買って出た。

残り20kmを切ると、最終盤を意識して各チームが本格的に位置取りを進める。レース中はリラックスムードだったリーダーチームのスーダル・クイックステップも、バラ色をまとうレムコを連れて前線へ。その横からは、ひときわ目立つ純白に赤のライン! 新城がバーレーン・ヴィクトリアストレインを牽引して先頭まで上がってくる。

新城は残り10kmを切るまでの間、数度にわたって先頭を走行。スプリンターチームと総合系チームとが入り乱れる中、バーレーン・ヴィクトリアスはミランのスプリントに向けて好条件を整えていった。

直線とラウンドアバウトを繰り返す終盤戦。チーム単位でのポジション争いは、残り3.8kmで発生した大規模なクラッシュで流れが変わってしまう。進行方向右サイドで数人が絡んだことで、集団は大きく分裂。前線には50人程度しか残っていない状況となるが、彼らは後続を待つことなくフィニッシュまで急ぐ。この頃には主導権はチーム ジェイコ・アルウラーとアルペシン・ドゥクーニンクのものに。連続するテクニカルなコーナーを抜けて最後の1kmを迎えても態勢は変わらず、そのままスプリントへと突き進んだ。

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