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【Cycle*2023 パリ〜ルーベ:プレビュー】“伝説”は続くか マチュー&ワウトの2強に、ガンナらも虎視眈々と・・・北の地獄が石の王者を生み出す
サイクルロードレースレポート by 福光 俊介北の地獄 パリ〜ルーベ
新型コロナ禍を乗り越えて開催された2年間、2021年はマッドコンディションでの死闘、2022年は史上最速のアベレージスピード。観る者のみならず、実際に走った者さえも驚いた伝説的なパリ〜ルーベは今年も起こるだろうか。起こるとするならば何が……。
一昨年は秋開催、昨年はフランス大統領選挙の関係でアムステル・ゴールドレースと開催日を入れ替え。今年は4年ぶりとなる、4月第2日曜開催。いつものパリ〜ルーベの時期に戻る。
ただ、このレースがいつ実施されようと、“北の地獄”“クラシックの女王”の異名は変わらない。歴史と風土を表す荒れた石畳が、ライダーたちの心身に激しく打ち付ける。壮絶な257kmの道のりが、春のクラシックシーンを彩るとともに、シーズン最後の石畳戦としての大きな役割を果たす。
パリから北に位置するコンピエーニュの街を出発し、フランス北部・ルーベのヴェロドロームにフィニッシュ。スタートからおおよそ3分の1は平坦路を走り、96.3km地点から全29セクション・総距離54.5kmのパヴェ区間へと突入する。
なかでも、開催委員会によって「五つ星=最難関」と評価された3カ所が、レースにおける重要な局面となる。
1つ目が161.3km地点で突入する、セクター19(カウントダウン形式でセクション番号が振られている)のトゥルエ・ダランベール(アランベール)。この直前では、メイン集団で各チームのポジション争いが激しくなる。なぜなら、前方でこのパヴェに入らねば、あっという間に後ろへと置き去りにされてしまうから。わずかな下り基調で、入口からの猛スピードがさらに加速する。パヴェ路面のすぐ脇にフェンスが張り巡らされるため、コースサイドからポジションを上げることはほぼ不可能。ここでメカトラや落車にあおうものなら、その瞬間に戦線から姿を消すことになる。
フィニッシュまで残り49kmで迎えるセクター11、モン・アン・ペヴェルは全長3kmで、パヴェセクションの中では3番目の長さ。路面は土に覆われ、細かな高低の変化もある。そのうえ鋭角2カ所を含む大小のコーナーも待っているから、こちらもプロトン内でのポジショニングは重要だ。
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