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サイクル ロードレース コラム 2022年10月28日

【ツール・ド・フランス2023 ルートプレゼンテーション】スペインのバスク地方で開幕!タデイ・ポガチャル「このコースはとても楽しく感じられるもので、ボクは好きだな」

サイクルロードレースレポート by 山口 和幸
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そして2023年ツール・ド・フランスは、このピュイ・ド・ドームを含めてオーヴェルニュ=ローヌ=アルプ地域圏での戦いが繰り広げられる。大会後半の山岳ステージとして、アルプスのサヴォワ県とオートサヴォワ県の峠が登場。いわゆるスイス国境に近いアルプス山脈だ。ピレネーでの戦いが薄かったぶん、このアルプスでの攻防は見ごたえがあるものになるはずだ。

アルプスの第17ステージでは標高2304mのラロズ峠が2020年以来の再訪となり、最高地点となる。大会創始者のアンリ・デグランジュの名前を冠した特別賞が設定され、トップ通過者に授与される。この峠の最大勾配値は24%、さらにゴールのクーシュベルも18%。2023年最難関のクインステージと言ってもいい。

最終日前日はアルザス地方での最後の決戦ステージ。ヴォージュ山系にあるバロンダルザス、プチバロンなど、標高は1100mほどだが険しい山岳ポイントが波状的に連なり、マイヨジョーヌ争いを最終決着させる。最後の2つの峠は短いが急しゅんだ。つまり第20ステージのゴールまでマイヨジョーヌをめぐる戦いがもつれ込む可能性がある。

「ツール・ド・フランスは特定のタイプの選手に有利となるような設定はしない」と総合ディレクターのクリスティアン・プリュドム。「それでも今の時代に非常に優秀な走力を見せる選手が多いパンチャーがマイヨジョーヌを争うことになるのでは」と想定する。

「このコースはとても楽しく感じられるもので、ボクは好きだな」と2年ぶり3度目の総合優勝を目指すタデイ・ポガチャル。「ツール・ド・フランス序盤からハードなステージが設定されたのがいい」

最終日はパリ郊外のサンカンタン・アン・イブリーヌがスタート。10月に開催されたトラック世界選手権の室内自転車競技場があり、2024パリ五輪自転車トラック競技の会場ともなっている。

ツール・ド・フランスファム・アベックZwiftは男子のツール・ド・フランスがパリにゴールする7月23日に、フランス中部の大都市クレルモンフェランで開幕。全8ステージで、猛暑のフランス中南部を走り、最終日前日にピレネーのツールマレー峠で大決戦。そして最終日はツール・ド・フランスがパリの次に訪問する機会が多いポーで22km個人タイムトライアルを行ってフィナーレとなる。総距離は956kmだ。

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