人気ランキング
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
コラム&ブログ一覧
【Cycle*2022 ジャパンカップ サイクルロードレース:プレビュー】“Japan Cup is Back!”3年ぶりに還ってきた「世界vs.日本」の本気の戦い 世界を驚かせる瞬間が近づいている
サイクルロードレースレポート by 福光 俊介シマノレーシングは、ツール・ド・台湾で個人総合トップ10入りした風間翔眞と中井唯晶が軸。愛三工業レーシングには前・日本王者の草場啓吾、那須ブラーゼンにはツール・ド・北海道ステージ1勝の谷順成と計算できるエースが控える。精鋭部隊の日本ナショナルチームは、現・個人タイムトライアル日本王者の金子宗平ら若き力6人が選出された。
ロードレース前日の10月15日には、宇都宮市中心部の目抜き通りを舞台に「ジャパンカップクリテリウム」も実施される。1周2.25kmのコースは2つのヘアピンコーナーをのぞけばほぼ一直線。ロードレースに出場するメンバーの大多数がこちらにも臨むので、ハイスピードバトルとなることは必至。プレイベントというには贅沢すぎるほどに、“本物のスピード”が見られるクオリティの高い戦いが演じられる。
何より、各チームともクリテリウムを見越してスプリンターを配備しているあたりに、その“ガチ度”がうかがえる。前回覇者のエドワード・トゥーンス(トレック・セガフレード)も再びやってくるし、進境著しいアクセル・ザングル(コフィディス)、今季1勝しているスティーブン・ウィリアムズ(バーレーン・ヴィクトリアス)も有力。ベテランのファンホセ・ロバト(エウスカルテル・エウスカディ)もスピードでは負けない。
日本勢では、今季国内シリーズでたびたび勝利を挙げている小野寺玲(宇都宮ブリッツェン)の走りが楽しみ。ツール・ド・台湾で1勝した岡本隼(愛三工業レーシングチーム)、クリテリウムのみの出走となる中島康晴(キナンレーシングチーム)にも、ジャイアントキリングの可能性は大いにある。
また、クリテリウムのオープニングパレードでは、別府史之さんの引退セレモニーも実施される。過去2回宇都宮市街地コースを制するなど、日本のサイクルロードレースシーンを引っ張ってきたパイオニアがファンに感謝を伝える。
新型コロナ禍を乗り越え、リスタートとなる今大会。国内外のトップライダーたちが魅せる“本物”の戦いに、われわれは心を奪われる。
文:福光 俊介
福光 俊介
ふくみつしゅんすけ。サイクルライター、コラムニスト。幼少期に目にしたサイクルロードレースに魅せられ、2012年から執筆を開始。ロードのほか、シクロクロス、トラック、MTB、競輪など国内外のレースを幅広く取材する。ブログ「suke's cycling world」では、世界各国のレースやイベントを独自の視点で解説・分析を行う
あわせて読みたい
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
ジャンル一覧
人気ランキング(オンデマンド番組)
-
4月21日 午後7:30〜
-
Cycle*2024 ラ・ブエルタ フェメニーナ 第1ステージ
4月28日 午後10:45〜
-
Cycle*2024 ラ・ブエルタ フェメニーナ 第2ステージ
4月29日 午後10:30〜
-
ドキュメンタリー ~The REAL~ 【2023シーズン チーム・ヴィスマ特集】第1章~史上初 3大グランツール制覇へ~ メガロマニアックなアイデア
4月28日 午後11:00〜
-
Cycle*2024 ラ・ブエルタ フェメニーナ 第3ステージ
4月30日 午後10:30〜
-
Cycle*2024 月チャリ~#jspocycle NEWS~ (04/22)
4月22日 午後7:00〜
-
4月7日 午後6:05〜
-
4月17日 午後7:45〜
J SPORTSで
サイクル ロードレースを応援しよう!