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サイクル ロードレース コラム 2022年10月14日

【Cycle*2022 ジャパンカップ サイクルロードレース:プレビュー】“Japan Cup is Back!”3年ぶりに還ってきた「世界vs.日本」の本気の戦い 世界を驚かせる瞬間が近づいている

サイクルロードレースレポート by 福光 俊介
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エースのギヨーム・マルタンを招集したフランスの雄・コフィディスも本気だ。グランツールの総合成績を争える選手だけに、古賀志林道の上りは問題ないだろう。力強いアタックや独走力もあるから、展開を味方につければ勝機がグッと高まる。それに、いざとなればシモン・ゲシュケで勝負に出ることだってできる。

この大会に特別な意気込みで臨むのが、ロット・スーダル。なぜなら、今季終了後のUCIワールドチーム・プロチームの入れ替えを前に、降格圏に位置しているのだ。ベルギー伝統チームがトップカテゴリーに残留するためには、ジャパンカップと現在マレーシアで開催されているツール・ド・ランカウイ両方で好成績を残すことが絶対条件。チームは日本にティム・ウェレンスを送り込む。

UCIプロチームでは、初出場のエウスカルテル・エウスカディと、2014年から連続出場中のチーム ノボノルディスクが参戦。海外からの同コンチネンタルチームとして、過去にタデイ・ポガチャル(UAEチームエミレーツ)を輩出したリュブリャナ・グスト・サンティックと、現時点ではUCIランキングでアジアトップに位置するトレンガヌ・ポリゴン・サイクリングチームが出場する。

海外からこれだけのチームがそろっても、今年の日本チームなら臆することなく対峙することが十二分にできる。それだけレベルが高まり、世界を驚かせられるだけの戦力が各チームにそろっているからだ。

大きな期待がかかるのは、ホームチームの宇都宮ブリッツェン。地元ファンの声援をバックに、増田成幸で上位進出を狙う。意外にもジャパンカップの最高成績は14位という増田だが、ここ数シーズンの勢いからすれば優勝争いに加わって不思議ではない。

アジアでは強力チームとして一目置かれるチーム右京は、ベンジャミン・ダイボールで勝負。直近ではツール・ド・台湾で個人総合優勝し、絶好調をキープして今大会へと向かう。同じくアジア有数の戦力を持つキナンレーシングチームは、実績十分のマルコス・ガルシアとトマ・ルバに加えて、山本大喜が日本人エースに成長。消耗戦に持ち込めるとおもしろい。

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