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サイクル ロードレース コラム 2022年8月22日

【Cycle*2022 ブエルタ・ア・エスパーニャ レースレポート:第3ステージ】サム・ベネットが2日連続のスプリント勝利 ここからはNo.1スプリンターであることを証明する戦いへ「プントスを目指すべきか本気で検討しようと思う」

サイクルロードレースレポート by 福光 俊介
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ここから先のステージは上りが厳しいものばかりだが、中間スプリントにフォーカスすれば何とかなりそうなところがいくつもある。ポイント収集の効率的な方法は、2年前のツールで心得た。プントス争いはいまのところ、ベネットと2位のピーダスンとは37点差。3位以下とは80点以上の開きがあるから、当面は慌てずとも、ジャージキープの方法を模索していけそうだ。

さて、リーダーチームのユンボ・ヴィスマでは、“マイヨ・ロホ・リレー”が進行中。第1走者ロベルト・ヘーシンク、第2走者テウニッセンに続き、第3走者はエドアルド・アッフィニが務めることになった。

エドアルド・アッフィニ

エドアルド・アッフィニ

「オランダのチームが自分たちの国でグランツールのリーダージャージを着るんだからね。これほど特別なことはないよ。僕がマイヨ・ロホを着ることについては、ロベルト(ヘーシンク)とマイク(テウニッセン)が決めてくれたんだ。本当にありがたい。すべては第1ステージのチームTTで勝ったからなんだよね」(エドアルド・アッフィニ)

スペインへと渡れば、スーパーエースのプリモシュ・ログリッチのために従事する日々が待ち受ける。その前に、これ以上ないモチベーションをアシスト陣で共有し合う。強いチームの、強い結束力たる所以は、こんなところからも垣間見られるのである。

いよいよ、第4ステージからは本来の舞台であるスペインへ移る。そこからは、ブエルタらしい起伏に富むコースが次々とやってくる。数日も走れば、マイヨ・ロホ争いの形勢が見えていることだろう。

とその前に、オランダからスペインへの大移動。第3ステージ終了後には、バイクや機材がメカニックら一部スタッフの手によって一足先に情熱の国へと出発した。それを追うように、選手たちも8月22日のうちに移動を完了させる。

文:福光 俊介

福光 俊介

ふくみつしゅんすけ。サイクルライター、コラムニスト。幼少期に目にしたサイクルロードレースに魅せられ、2012年から執筆を開始。ロードのほか、シクロクロス、トラック、MTB、競輪など国内外のレースを幅広く取材する。ブログ「suke's cycling world」では、世界各国のレースやイベントを独自の視点で解説・分析を行う

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