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サイクル ロードレース コラム 2014年9月11日

ブエルタ・ア・エスパーニャ2014 第17ステージ レースレポート

サイクルロードレースレポート by 宮本 あさか
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ゴールポイントも満点25ptを積み重ねた。緑ジャージの争いでは、2位アレハンドロ・バルベルデからのリードを再び35ptへと開いた。残すは山頂フィニッシュ2回、2級峠×2の後の平坦フィニッシュが1回、タイムトライアルが1回だ。

「現実的にならなきゃ。まだジャージを完全につかみ取ったわけじゃない。今日の勝利で、大きな一歩を踏み出したけど、この先の展開次第だね。エスケープが逃げ切るか否か、総合リーダーたちがどれだけポイントを取るのか。きっと運も必要だと思う。でも、それで、イライラと悩んだりはしない。中間ポイントをいくつか取りに行くつもり。それが今の僕に出来る精一杯のことだと思うから」(デゲンコルブ、公式記者会見より)

やはり良く働いたオリカのマイケル・マシューズが2位に滑り込み、一方のオメガファルマは全員が分断にはまる失態を犯した。そして……、あのカンチェラーラがスプリントで3位に食い込んだ!来る世界選手権では、すでに4回もの栄光を味わってきた個人タイムトライアルをスキップし、狙いはずばりロード一本。ちなみに過去の世界選では2009年5位、2011年4位、ついでに2008年五輪2位と、栄光まであと一歩のところにまで近づいている。

また、スカイの積極的な動きで分断は確かに出来上がったけれど、結局のところ総合トップ10は全員が先頭グループで1日を終えた。切れ目ができたのは、区間41番目のホアキン・ロドリゲスの背後だった。

「移動ステージだと思っていたんだけど……。最終盤は道が難しかったし、プロトン内もひどい緊迫感に包まれたね。でも、まあ、終わってみれば、やっぱり単なる移動ステージだったんだけど」(コンタドール、公式記者会見より)

宮本あさか

宮本 あさか

みやもとあさか。パリ在住のスポーツライター・翻訳者。相撲、プロレス、サッカー、テニス、フィギュアスケート、アルペンスキーなど幼いときからのスポーツ好きが高じ、現在は自転車ロードレースの取材を中心に行っている。

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