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サイクル ロードレース コラム 2021年2月10日

「自信を持って最初のレースに挑みたい」中根英登インタビュー

サイクルロードレースレポート by 辻 啓
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かと言って順風満帆の門出とは言えず、中根はビザの申請に手を焼いた。「EU(ヨーロッパ連合)圏内のビザを取るのはこれが3カ国目ですけど、コロナの影響もあって今回が一番大変でした。これまでフランスとイタリアの長期滞在歴があったので、それぞれの国の無犯罪証明書を警察署で取らないといけなくて。フランスはウェブ申請で郵送してもらえたんですが、イタリアは現地に行って現地で取得しないといけない。でも代理人による取得も可能と書いてあって、ヴィーニファンティーニ時代のスタッフにお願いしました。スペインに到着してから警察署で最後の手続きをしないといけませんが、とりあえずほっとしました」と中根は胸を撫で下ろす。

今シーズン、新型コロナウイルスの影響でシーズン入り前のトレーニングキャンプを実施できないチームが相次いだ。EFエデュケーション・NIPPOも、フランスの初戦に出場するメンバーに限定したミニキャンプを実施したものの、メンバー全員が顔を合わす機会を設けることができず。「通常であれば11月や12月にトレーニングキャンプがあるんですが、まだチームメイトに会ってないのでチームの雰囲気もわかりません。全体で顔を合わせていないのでまだチームに加わったという実感が薄いですね。昨年スペインの最終戦を制したサイモン・カーや、今シーズン初戦でトップ10に入ったジュリアン・エルファレも一緒に移籍しますが、元チームメイト以外に、これまで交流したことのある選手は他にいない。転校生が新しい学校に行くような気持ちです(笑)」

シーズン前半の暫定的なレーススケジュールを受け取っている中根は、スタートダッシュを決める準備ができている。「転校生は最初が肝心だと思っています。移籍したばかりですし、初戦、2戦目から自分のいいところを出していかないといけない。今のところスケジュールに入っているレースは、昨年とそこまでレベルが変わらないという印象です。UCIワールドツアーのレースを立て続けに走るわけではなく、ヨーロッパの1クラスやHC(UCIプロシリーズ)のレースから走れるので、シーズン後半の良いレースに呼ばれるためにも、自分の持ち味が発揮しやすい環境だと思います」。

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