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サイクル ロードレース コラム 2019年7月15日

【ツール・ド・フランス 2019 第9ステージ / レースレポート】ジュリアン・アラフィリップが革命記念日でイエロージャージを纏う「一日一日進んでいく」

サイクルロードレースレポート by 宮本 あさか
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インピー

巴里祭にフランス人2人はすでに千切れ、フランスで生まれ育ち、選手としてはアイルランド国籍を選んだものの、私生活ではフランス人でもある(フランスは二重国籍が認められている)ロッシュもまた、いつしか前方から脱落した。むしろ先頭でフィニッシュ地へと駆け込んだのは、7月21日のベルギー独立記念日を早めに祝いたいベノートと、7月18日のネルソン・マンデラ国際デーに華を添えたい南ア出身インピーだった。

一騎打ちスプリントは後者が制した。2013年ツール「100回」記念大会ではマイヨ・ジョーヌを身にまとった。ダウンアンダーも2年連続で総合を制した。しかし「僕のキャリアに欠けていた唯一の勝利」、つまりツール・ド・フランスの区間勝利を、とうとうインピーはその手につかみとった

サン・ジュスト峠では、ロメン・バルデも動いた。フィニッシュ地のブリウドで生まれ育ったオーヴェルニュっ子は、「コースの隅々まで知り尽くしていた」からだ。ただし総合候補のリッチー・ポートとステフェン・クライスヴァイクがすかさず後輪に張り付いたせいか、ライバルたちから大急ぎで引きずりおろされた。強い向かい風にも邪魔された。

ただしアラフィリップから3分20秒、大多数の総合ライバルからも2分近くの遅れを喫しているバルデは、「地元でポジティヴなエネルギーを充填。この先は全開だ」と前を向く。また過去2大会連続、第9ステージで落車リタイアしてきたポートは、自身のツイッターにて「第9ステージ完了」と投稿。ようやく悪夢を振り払った。

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