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【あなたの推しチームは?】ブエルタ直前! UCIワールドチーム 一挙紹介 / チーム カチューシャ・アルペシン
サイクルNEWS by 山口 和幸 0注)ブエルタ・ア・エスパーニャ2018への出場選手に関する情報は随時発表さているため、記載情報に一部遅れが生じている場合がございます。予めご了承ください。
あのオレグ・ティンコフから運営権を奪い取り、2009年にロシアの大々的国家的プロジェクトとして発足したチームは、この2年で大急ぎで脱ロシア化を進めてきた。組織的ドーピング問題で揺れた国家のイメージを拭い去るため、2017年にはスイス籍へ変わり、ドイツスポンサーの名を冠し、ゼネラルマネージャーにポルトガル人を雇い入れ……。急速な国際化により、2018年は世界16カ国から選手が招集された。この2年間でロシア選手の数は14人から5人へ減り、代わりにドイツ人が1人から5人へと増えた。
中でも現プロトン最高レベルのスタードイツ選手を引き入れたはずだった。2017年には個人タイムトライアル世界選手権4勝のトニー・マルティンを、2018年にはグランツール区間19勝のマルセル・キッテルを。
ところが同チームに移った途端に、2人はなぜか勝てなくなった。前者は個人TT国内タイトルこそ頑なに守り抜いているものの、それ以外は2年間で1勝のみ。キッテルに至っては2011年以来必ず年間10勝以上を積み重ねてきたというのに(体調不良の2015年除く)、カチューシャ列車では3月にたった2勝を上げただけ(8月10日現在)。ツール中にはマルティンとキッテルのチーム離脱の噂さえ流れたが、キッテル本人もチームも否定している。
ちなみにスイス籍ながら、スイス選手は1人しか所属しないチームのために、スイス係はツール・ド・ロマンディ総合1勝、ツール・ド・スイス総合2勝のスピラックに任される。今年は無念にも総合6位と、スイススペシャリストにしては少々ふるわなかった。
そしてロシアの名において、グランツール総合エースはザカリンが務める。昨季はジロ総合5位・ブエルタ総合3位と好成績を並べた。今ツールでは最終盤に攻撃的な走りを披露し、さらには得意の個人タイムトライアルを利用して、ひと桁台9位に食い込んだ。ツール終盤にやってきたピークの波を利用して、8月末からのブエルタでも大暴れするつもりだ。
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山口 和幸
ツール・ド・フランス取材歴25年のスポーツジャーナリスト。自転車をはじめ、卓球・陸上・ボート競技などを追い、日刊スポーツ、東京中日スポーツ、Number、Tarzan、YAHOO!ニュースなどで執筆。日本国内で行われる自転車の国際大会では広報を歴任。著書に『シマノ~世界を制した自転車パーツ~堺の町工場が世界標準となるまで』(光文社)。2013年6月18日に講談社現代新書『ツール・ド・フランス』を上梓。青山学院大学文学部フランス文学科卒。
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