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バスケットボール コラム 2026年11月6日

【B.PREMIER:宇都宮ブレックス対琉球ゴールデンキングス】ケル不在の宇都宮と松脇不在の琉球、苦境を乗り越えるのはどちらか

バスケットボールコラム by 青木 崇
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宇都宮ブレックスは先週末、アルバルク東京に2試合連続で100点を奪われて敗戦。さらに、トレイ・ケルが10月31日の試合中に負傷し、11月1日の試合を欠場した。ウォルター・デ・ラファエレコーチは5日の練習後、チーム状況を「緊急事態」と表現している。比江島慎を筆頭に、日本人選手がさらなるステップアップを果たせるかが勝利への鍵になるだろう。

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琉球ゴールデンキングスは、5日に行われたEASLで香港イースタンに96-104で敗れた。前半だけで58点を献上したディフェンスの改善は、中2日で迎えるアウェイ戦で勝利するために欠かせない。

琉球にとってもう一つの誤算は、10月28日のEASL桃園パウイアン・パイロッツ戦でのコンタクトにより、松脇圭志が脳震盪を起こしたことだ。宇都宮戦を欠場する可能性が高い松脇のフィジカルなディフェンスと3ポイントシュート力を埋め合わせるのは簡単ではないが、ウイングでプレーする小野寺祥太と脇真大のステップアップに期待したい。

宇都宮としては、リバウンドが強いジャック・クーリーによるセカンドチャンス創出を少なくすることが重要になる。クーリーとマッチアップする可能性が高いアイザック・フォトゥの負担を軽減するためには、チームとしてディフェンスをどう遂行するかが重要。その理由は、今季のフォトゥがペイント内のフィールドゴール成功率が72.7%と非常に高いからだ。デ・ラファエレコーチがどのタイミングで3-2のマッチアップゾーンディフェンスを使い、琉球のオフェンスが停滞する時間帯を作れるかも、試合を優位に進めるうえで重要になる。

ケルが欠場する可能性が高いことを考慮すると、比江島慎と小川敦也が得点機会を数多く作り出せるかが鍵になる。この2人のいずれかを起点に、選手とボールが活発に動くオフェンスを展開したい。そういったオフェンスが機能すれば、高島紳司や古巣との対戦になる荒川颯の3Pショットは、琉球にとって脅威になる。

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琉球としては、デイビッド・ヌワバがアグレッシブに攻め続けてオフェンスを牽引することが期待される。ただし、司令塔の大浦颯太が好調だ。10月23日の群馬クレインサンダーズ戦での24点を最高に、5試合連続で2桁得点を記録している。ヌワバと大浦がオフェンスの起点となり、クーリーがペイント内の攻防で主導権を握れるか。この3人の活躍が、試合の行方を左右する要素になるだろう。

文:青木崇

青木 崇

青木 崇

NBA専門誌「HOOP」の編集者からフリーのバスケットボールライターとなる。NBAファイナル、NCAAファイナル4、世界選手権などビッグイベントの取材や執筆活動を行なっている。

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