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野球 コラム 2025年4月2日

千賀滉大、5回3安打8奪三振の好投も黒星。試合後、指揮官は千賀の重要性について語る

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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千賀滉大(メッツ)

メッツ千賀滉大は現地4月1日(日本時間2日)、敵地ローンデポパークでのマーリンズ戦で今季初となる先発登板を果たすと、5回77球を投げ、3安打4失点(自責2)、8奪三振1四球と好投。

しかし、打線の援護に乏しく、敗戦投手となり、2025年シーズンは黒星スタートとなった。試合はマーリンズが4-2で勝利した。

◆試合結果
NYメッツ|0 1 1 0 0 0 0 0 0|2
マーリンズ|2 0 0 2 0 0 0 0 X|4

現地紙『ニューヨーク・ポスト』は同日付で電子版に「沈黙したメッツ打線とフランシスコ・リンドーアによる手痛いエラーが、マーリンズに対する敗戦でコウダイ・センガのソリッドな登板を無駄に」と題した記事を掲載。

今季初先発となった日本人右腕について、「2023年の圧倒的なルーキーシーズン以降、レギュラーシーズンの試合でマウンドに復帰したのはわずか2度目ながら、右腕は不安定な初回から立ち直り、しっかりと投球を遂行した」と振り返った。

その上で、「メッツは5回を投げ、3安打4失点(自責2)、8奪三振1四球としたセンガから必要としていたものを受け取った」と伝えた。さらに77球での降板については、「先週のスプリングトレーニング最終登板と同じレベルに達したため」としている。

一方、『MLB.com』は試合後、「2025年初戦で8奪三振のセンガが、メッツの先発ローテーションに弾みをつける」と題した記事を掲載。

その中で、試合前のカルロス・メンドーザ監督による「とても興奮している。彼が昨年(レギュラーシーズンで)1試合にしか登板できず、その後、プレーオフ終盤にかけてわずかながら出場しただけだったことを考えると、今日、この4月1日に彼がマウンドに上がるという事実に心を躍らせている」。

「このオフシーズンにスプリングトレーニングを通じて本当に懸命に練習に取り組んだ彼が、今はこうして戦う準備を整え、引き続き我々が勝利を得るための手助けをしてくれるんだ」とのコメントを伝えた。

そして、記事ではこの日の千賀のパフォーマンスについて、「32歳は火曜の登板で、2023年の素晴らしい活躍に匹敵するほどのパフォーマンスを見せたわけではなかったが、それでも最初のシーズンにオールスター選出を果たしたスターの力の片鱗を見せつけた」と評した。

記事によると、試合後に指揮官はこの試合の右腕について、「試合の最初の打者2人を除けばという感じで、あの(ホームランを打たれた)場面は彼にとって目覚ましになったと思う。あれ以降、彼はとても良かった」。

「スライダー、スイーパー、そしてスプリットはとても良かった。そして彼の速球の使い方も、初めの2人の打者以降はとても良かった」と振り返りつつ、先発ローテーションにおける千賀の重要性についてこう述べた。

「彼はこのチームの重要な一員だ。彼は先発ローテーションの重要な一員だ。我々は2023年に彼の実力を見た。彼は基本的にチームのエースとなったんだ。そして、昨年は彼の不在が痛手となった。それは彼も分かっているし、皆も分かっていることで、我々の目標はそれ(千賀がエースであること)を維持することなんだ」と述べたとのこと。

J SPORTS編集部

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