【横浜好き】12球団トップの打線が下り坂。先週のMVPは大和と東克樹。『週刊ベイスターズいいとこどり』

横浜DeNAベイスターズ

横浜DeNAベイスターズは、阪神との直接対決3連勝で首位浮上からまさかの4連敗。週末はハマスタの最強『ジンクス』でなんとか持ち直しましたが、宮崎敏郎、桑原将志のレギュラークラスがスタメンを外れるなど、折り返し地点を迎えるペナントレースは、体力的にも厳しい時期を迎えているようです。

◆先週の試合結果
・27日（火）広島　3-2　横浜DeNA　●上茶谷
・28日（水）広島　6-2　横浜DeNA　●石田
・29日（木）広島　5-3　横浜DeNA　●エスコバー
・30日（金）横浜　1-2　中日　●伊勢
・01日（土）横浜　2-2　中日
・02日（日）横浜　3-2　中日　○東／山崎

敵地での広島との3連戦は、今季勝率5割を切る苦手のビジターゲームを象徴するような結果となった。6月27日の初戦は、初回に佐野恵太のタイムリーで1点を先制したが、以降はつながりを欠く攻撃で、追加点は6回の内野ゴロの間の1点のみ。

先発の大貫晋一が6回途中2失点で降板し、同点で迎えた8回に3番手で回またぎとなった上茶谷大河がピンチを招き、代わったエスコバーが決勝点を許した。佐野が3安打、大和が2安打など、相手を上回る10安打を放ったが、4番の牧秀悟が5打席無安打とブレーキになった。

28日は先発の石田健大が5回5失点で降板。打線は2試合連続猛打賞の佐野など8安打を記録しながら、得点は大和のタイムリーと牧のソロ本塁打の2点のみと、この日も拙攻が目立った。29日は先発のガゼルマンが5回2失点と試合をつくったが、今季初登板の相手先発・野村祐輔の前に6回まで無得点と打線が沈黙。

野村が降板した7回に宮崎の犠飛、大和のタイムリーとスタメンを外れた2人が代打で結果を残して同点に追いついたが、エスコバー、三嶋一輝のリリーフ陣が失点を重ね、9回の牧の2試合連続ソロ本塁打も空砲となり、今季2度目の同一カード3連敗を喫した。

まさかの3連敗から、今季勝率7割超のハマスタに戻っての中日との3連戦。ポケモンボールパークと銘打ち、特製のピカチュウヘルメットで挑んだ。30日の初戦は打線が相手を上回る8安打を記録しながら、得点は4回の戸柱恭孝の内野ゴロの間の1点のみ。先発の今永昇太は7回まで無失点に抑えたが、8回に対中日37イニングぶりとなる失点で同点とされ、9回は伊勢大夢が勝ち越しを許した。