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野球 コラム 2023年7月4日

【横浜好き】12球団トップの打線が下り坂。先週のMVPは大和と東克樹。『週刊ベイスターズいいとこどり』

野球好きコラム by 大久保泰伸
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4連敗で6月を終え、ツキを変えたい第2戦も投手戦となったが、両チームのリリーフ陣が踏ん張り、2-2のまま延長12回引き分けに終わった。6回2失点で降板した先発のバウアーは、味方の拙守に怒りをあらわにする場面もあった。打線は佐野、ソト、途中出場の楠本泰史が2安打を記録するなど、9安打を放ったが、得点は楠本の代打でのタイムリーと関根大気の内野ゴロの間の2点のみ。

12回には2死から柴田竜拓と楠本の連打で1・3塁とサヨナラのチャンスをつくったが、戸柱が三遊間へのゴロで一塁ヘッドスライディングを試みるも間一髪アウトとなり、ゲームセットとなった。

ようやく連敗を止めた2日は、今季完全復活を遂げた東克樹が7回2失点でリーグトップタイの今季8勝目。8回はウェンデルケン、9回は山崎康晃が締めて今季18セーブ目を挙げた。打線は山本祐大と牧のタイムリーで先制し、同点とされた後は、楠本が決勝点となる勝ち越しの犠牲フライを放った。

*****

1日は引き分け、2日は1点差勝利で、今季ハマスタでのデーゲームは13勝2分と無敗神話は続いています。先週の6試合全てが3得点以下と、12球団トップのチーム打率を誇る打線が下り坂の中、週間打率.409をマークしたのが佐野。3安打猛打賞が2試合、2安打が1試合と夏場を迎えて調子を上げています。佐野以外では、大和が同.588、楠本が同.400と、準レギュラークラスの2人が高打率を記録しました。

投手は先発陣で6回以上を投げたのが今永、東、バウアーの3人。リリーフは森原康平が3試合、山崎、ウェンデルケン、入江大生が2試合に登板して無失点に抑えています。週間MVPは、野手が復調気配の佐野を抑えて、30日に4打数4安打を記録するなど、スタメン4試合、代打1試合で週間OPS1.199をマークした大和。投手は気温30度超の超満員のハマスタで今季7試合目の無四球投球と、抜群の安定感を見せた東を選出したいと思います。

文:大久保泰伸

大久保泰伸

フリーライター、編集者。1969年広島市生まれ、現在は神奈川県在住。出版社勤務を経て、20世紀の終わり頃に独立。別冊宝島野球シリーズの執筆、編集や広島などのOBの著書の編集協力などを行い、同社のプロ野球選手名鑑は創刊時から現在まで関わる。記者活動は2009年にベースボール・タイムズ紙の広島担当でスタートし、15年から野球専門サイトのフルカウントで広島、18年からはDeNA担当も兼務した。

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