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広島東洋カープ
キャンプも順調に進み、徐々に野球熱も高まってきました。「投手がブルペンに入って何球」「新外国人がフリー打撃でサク越え何発」など、野球には数字が付き物ですが、今回は2023年シーズンに達成されそうな記録など、数字について調べてみたいと思います。
◆1500本安打:菊池涼介、秋山翔吾
まず、今季中に連盟表彰の記録達成が予想される選手では、菊池涼介の名前が見られます。昨季も300犠打を達成していますが、今季は1500安打まであと23本、さらに1500試合出場まで残り92試合に迫っています。順調ならば、安打はゴールデンウイーク前後、試合はオールスター前後に達成となるでしょうか。
菊池と同じ1500安打では、秋山翔吾もあと54本となっています。2000本安打がNPB復帰のモチベーションのひとつだったという秋山ですが、昨季は7月の復帰で44試合に出場して41安打をマークしており、カープ入団の大きな理由のひとつと言われた菊池に続いて5月中旬ぐらいの達成となるのではないでしょうか。
◆1000本安打:田中広輔、松山竜平
安打数で言えば、今季は背水の陣と言われる田中広輔が、1000安打にあと106本となっています。菊池との二遊間コンビで3連覇したチームのリードオフマンとして活躍した時期なら、オールスター前後には達成できそうな数字ですが、昨季は小園海斗に定位置を奪われてわずか8安打に終わっており、復活となるのか、注目です。
1000安打は、松山竜平も残り109本となっています。プロ16年目、チーム最年長の38歳になるベテランは、これまでのキャリアハイが2018年の120安打で、100安打以上を記録した年は4回と微妙な数字ですが、勝負強い打撃はまだまだチームに必要な存在だけに、記録も含めて注視したいところです。
◆1000試合出場:會澤翼、1000奪三振:大瀬良大地
本来ならば余裕で通過点、のはずが、立場的に微妙であるのが、1000試合出場にあと49試合となっている會澤翼です。昨季チームトップの打率(.288)をマークした坂倉将吾が、今季は捕手専念の意向を示しており、他の捕手は出場機会が減ることが予想されます。とは言え、昨季も捕手ではチームトップの98試合に出場しており、これまでの実績を考えても、軽くクリアしてもらわないと困る数字であるとも言えそうです。
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