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野球 コラム 2023年1月27日

「楽しみがいっぱい。不安もいっぱい。春季キャンプから目が離せない」。森繁和氏が2023シーズンの中日ドラゴンズに期待すること

野球好きコラム by J SPORTS 編集部
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◆ドラゴンズの投手陣は心配していなかった

―― それでは中日ドラゴンズについてです。昨年キャンプからご覧になって、最初はどう思われましたか?

投手陣を前面に押し出して、ある程度のゲームはできるメンバーは揃っていたので、投手陣に関してはそんなに心配していなかった。あとは打つ方がどのぐらいか。ただ、打線がボコボコ打ってくれた時に、同じように打たれる、そういうゲームがあった。投手が打たれた時に打線がカバーしてくれる、打線が打てない時に投手が抑えて勝った、それがうまく噛み合った時が強くなる時だと思う。

春季キャンプが楽しみと森繁和氏

野手で岡林勇希、投手で高橋宏斗をはじめ若い人たちが出てきているから、そうするとあとは打線。ホームランが12球団で一番少ない(62本塁打)。補強も当然しているが、この選手たちがどう活躍するのかで変わるだろうけれど。これは春季キャンプが楽しみだけどね。

―― 春季キャンプではどんなところを楽しみにしているとか、よく見てるところはありますか?

気になるのはどうしても投手。あとは外国人。まだ自分が連れてきた外国人が何人かいるから、それは気になる。あとは、身体ができているか、どういう練習しているのか、新加入の選手たちがどんな選手かにも目が向く。

―― 監督としての立場、コーチとしての立場はどういう見方になりますか?
監督としての立場とコーチとしての立場で見るのは違うけど、投手コーチだと、投手をどういう状態でマウンドに立たせて、その選手が投げられる状態なのかをまず見極めるだろうし、バッティングコーチとすればバットをどれだけ振れるかという身体作りを気にするだろうし、監督はその全部を見ながら、そのためにコーチ陣と話ししながら、メニューを組む。

―― 今シーズンのドラゴンズはどう思われますか?
期待していますよ。ただ、昨年活躍した投手が、今年も普通に活躍することは前提。その選手たちが落ちてしまうとどうにもならない。それにプラスアルファして、若い選手たちが少し底上げすることと、今までローテーションを守ってきた大野雄大、柳裕也、小笠原慎之介が今まで通り、今まで以上に活躍しない限り、良くならない。

この 3人で何勝できるのか、それプラス、高橋宏斗らがどのくらいいくのか、これは監督も投手コーチも計算するはずで、これが考え通りいった時は優勝もできるだろうし、あとは外国人やトレードで来た選手たちが、どう活躍するかによって幅も変わるだろう。楽しみはいっぱいあるが、不安もいっぱいある。全員がいいとは限らない。故障もあるから、本当に春季キャンプからオープン戦まで目が離せない。

取材:J SPORTS/photo by Keita Yamamoto

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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