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野球 コラム 2022年7月13日

20日間に及ぶ予選を突破した強豪揃いの6チーム。都市対抗野球チーム紹介(東海代表)

野球好きコラム by 大島 和人
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新人左腕の摺石達哉はリリーフで5試合に登板し、10イニングを無失点に封じている。170センチと小柄で、球威こそ平均以下だが、高校・大学と全国大会を経験している技巧派だ。近江高校時代は技巧派左腕として鳴らした林優樹は入社3年目を迎え、速球の最速が140キロ台中盤に上昇。投手陣の厚みは十分だろう。

打線は一発でなく、バスターなど小技を交えた「つなぎ」で得点を奪うスタイル。福山大貴は9番ファーストで起用された第5代表決定戦で、決勝の3点タイムリーを放つなど、2次予選でチーム最多の7打点を挙げている。また、三菱自動車岡崎から小室和弘、豊住康太と強打の左打者を補強し、本大会に向けたテコ入れもされている。

東邦ガス(6年連続16回目/名古屋市)東海第6代表

東邦ガス

◆過去5年間の成績
・2021年:ベスト8
・2020年:1回戦敗退
・2019年:2回戦敗退
・2018年:1回戦敗退
・2017年:1回戦敗退

昨年は日本選手権、都市対抗とも8強入りを果たした強豪だが、今年の東海2次予選は苦しんだ。20日に及ぶ過酷な戦いを乗り越え、最後の1枠をもぎ取っている。

辻本宙夢(東邦ガス)

エースは昨年と同じく入社4年目の右腕・辻本宙夢。8試合中4試合に先発し、第6代表決定戦は東海理化を相手に、160球の熱投で2失点完投勝利を挙げている。171センチ・81キロの逞しい体格から140キロ台中盤を記録する速球と鋭いスライダー、チェンジアップを投げ込む。内角を突く強気な組み立てと安定感で、東海地区を代表する投手となりつつある。

東海2次予選で攻撃の主役になったのが、クリーンアップで起用された指名打者・柴田圭輝。7試合で打率.409を記録し、10打点と勝負強さを見せた。また、小林満平は打率.478、3盗塁と先頭打者の役割をきっちり果たしている。宮下隼輔は大阪桐蔭高校で主軸を任されていた右打者。入社1年目の19歳ながら、2次予選はサードのレギュラーとして出番を得ていた。

文:大島和人

大島 和人

大島 和人

1976年神奈川県で出生。育ちは埼玉で現在は東京都町田市に居住。早稲田大学在学中にテレビ局のリサーチャーとしてスポーツ報道の現場に足を踏み入れた。卒業後は損害保険会社などの勤務を経て、2010年からライター活動を開始。現在はサッカーやバスケ、アマチュア野球など多彩なボールゲームの現場に足を運んでいる。Twitter(@augustoparty

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