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野球 コラム 2022年7月11日

【楽天好き】夢を叶えた松永武士トレーナー。やりがいは「選手が元気にプレーしている姿を見ること」

野球好きコラム by 松山 ようこ
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松永武士トレーナー

チームには選手が持てる力を発揮するため、裏方でプロフェッショナルなサポートをするスタッフがいる。今回は楽天イーグルスのコンディショニンググループでトレーナーとして活躍する松永武士(たけし)さんに話を伺ったので、お伝えしたい。

松永さんは小学生の時からいわゆる「野球肘」に悩まされ、その影響もあって高校生の時に肩も負傷。野球が大好きな少年だったが、思いっきりプレーすることができなくなった。だが、治療法を模索するうちにトレーナーと出会い、自身もその道を目指すようになったという。

ちなみに野球肘とは成長期の小・中学生などが、投球練習をしすぎることで生じる肘の障害の総称。靭帯や腱、骨や軟骨が損傷し、重症化すると、競技続行どころか日常生活にも支障をきたす場合がある。近年、野球をする子ども持つ親御さんや関係者・指導者の間で、野球肘について意識改革が高まりつつあるので、知る人も多いかもしれない。

◆「ケガで夢が断たれる子どもを減らしたい」

松永さんは、九州産業大学附属九州高等学校の野球部出身。同校は甲子園出場校でもあり、松永さんが所属した当時も部員100名ほどが、日々高い目標を掲げて練習を重ねていた。外部からトレーニングコーチも招聘していて、ハイレベルな環境にあったという。

「その頃には肘は治りましたし、肩もトレーニングのおかげで投げられるようにはなっていました。ですが、それ以上は目指していません。ケガのため、目指せませんでした。野球に対して満足いくプレーはできなくなっていたんです。それで高校2年の時、同じようにケガをしてスポーツの夢が断たれる子どもが少しでも減るように、自分が治療家になろうと決意しました」。

高校卒業後は、福岡リゾート&スポーツ専門学校のアスレティックトレーナー科へ。同校卒業後さらに、プロ野球のトレーナーになるべく、福岡医健専門学校の鍼灸科を修了して、国家資格である鍼灸師に。その後、治療院や公立高校で治療家やスポーツトレーナーとしての実績を積み重ねた。そして、2014年に楽天イーグルスの募集を知って応募。念願が叶ってプロ野球のトレーナーとなり、現在に至る。

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