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19歳の遊撃手が2年目のシーズンで奮闘し、大いなる飛躍を遂げている。2桁本塁打は、高卒2年目・10代の選手としては、球団史上初という快挙だ。紅林弘太郎、19歳。中嶋 聡監督が二軍監督だった昨シーズンから期待を寄せる大型内野手である。ルーキーイヤーから“強化指定選手”扱いで、ウエスタンリーグの全試合に出場、一時は最多安打のタイトルも争ったほど。昨シーズン、最下位がほぼ決まったペナントレース最終盤の11月には一軍昇格を果たし、11月3日楽天戦でプロ初打席・初安打を放つと、翌日には初打点をマーク。11月6日ホーム最終戦でも決勝打を放ち、同期入団、同学年の宮城大弥のプロ初勝利をアシストした。
順調にプロ選手の階段を駆け上がる紅林は、キャンプから一軍に抜擢され、そのパフォーマンスが認められ、開幕一軍スタメンを勝ち取った。そして、ショートストップのレギュラーとして2021シーズンを完走しようとしているのは、既知の事実である。
今春のキャンプ。紅林の打撃フォームは大きく変わっていた。構えた際の右肘の位置が、新人時代よりも高くなったのだ。「今年はホームランを打ちたい。ボールを遠くへ飛ばすために、変えてみました。監督やコーチからは、『なんや、その構え!カッコ悪い』って言われましたが(苦笑)」野球選手としての自らの強みを考えた時、彼が伸ばしたい能力は長打力だったという。プロ1年目にウエスタンリーグで記録したホームランは1本。「自分の非力さを痛感しました、ある程度は長打力に自信があっただけに、アマチュアとプロのレベルの違いに愕然としました。だから、もっと力をつけてホームランを打てるようになりたいと思うようになって・・・」そんな悔しさが2年目の飛躍をもたらす原動力になったのは確かなようだ。
先のシーズンオフには、ウェイトトレーニングに時間を費やし、徹底的に振り込んで体力向上に努めてきた。その甲斐もあって、体はひと回りもふた回りも大きくなり、体重も増え、確実にパワーはついた。「体は大きくなりましたね。よく食べるので体重も3ケタ(100kg)超えたこともありました(笑)」“プロ仕様”に変化した体がもたらした成果は、プロ選手としての大いなる進化だった。打球の強さ、飛距離がそれらを如実に証明している。
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