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横浜DeNAベイスターズ
2連戦が続いたシルバーウイーク前のセ・リーグ。東京、広島のロードの後、横浜での8連戦も始まりました。守護神交代に、遅れてきた助っ人の完封劇もあった1週間、月曜日の試合も含めて今回も「いいとこ」、探していきましょう。
◆後半負けなしの巨人戦6連勝を達成
ロースコアの接戦を制した巨人との初戦は、先発したロメロが8回途中2失点の好投。1点差に詰め寄られ、なおも1死1塁とされたが、代わったエスコバーが代打の北村拓己と坂本勇人を連続三振に打ち取った。9回は三嶋一輝が巨人の反撃を許さず、最後は途中出場でセカンドに入った大和の超美技でロメロに来日2勝目をプレゼントした。
打撃陣は桑原将志が試合を振り出しに戻す同点弾を含む2安打。牧秀悟が決勝点となる17号2ラン本塁打を放った。この日の勝利で対巨人戦は後半戦負けなし、2引き分けを挟んで6連勝となった。
終始リードの展開で、巨人戦連勝がまたひとつ延びたと思われた第2戦は、三嶋が2点リードを守れずまさかのサヨナラ負け。牧が初回の満塁のチャンスでの2点タイムリーにバックスクリーンへの本塁打など、三塁打が出れば今季二度目のサイクルヒットとなる3安打3打点の活躍。
オースティンは8回に貴重な追加点となる26号ソロ本塁打を放った。9回に代打で登場した楠本泰史が追加点の起点となる二塁打で好調をアピールした。
投手陣は6回途中3失点で降板した大貫晋一の後を継いだ伊勢大夢、エスコバーが無失点。山崎康晃も本塁打の1点のみに抑え、桑原、宮崎敏郎が守備で好プレーを見せるなど、いい流れで試合を進めたが、三嶋が9日の巨人戦に続く背信投球で巨人戦7連勝の夢が絶たれた。
◆山崎が431日ぶりのセーブ
雨天中止で初戦を流した広島との一戦は、先発した京山将弥が7回途中1失点と好投。同点のまま2死1・3塁のピンチで降板した京山に勝敗は付かなかったが、リリーフした砂田毅樹がピンチを凌ぎ、直後に味方が勝ち越したため、打者1人で勝利投手になった。リードした8回はエスコバー、9回は三嶋に代わって守護神に復帰した山崎が無失点に抑えて431日ぶりのセーブを記録した。
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