人気ランキング
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
コラム&ブログ一覧
10月26日、プロ野球ドラフト会議が行われた。
時代を鑑み、リモートでのドラフト会議。画面越しに与田監督の祈るような表情が伝わってくる。若きプレーヤーの運命を握る日。中日ドラゴンズの1位指名は単独で地元、中京大中京の投手、高橋宏斗を指名した。
ドラゴンズの1位指名、高橋宏斗投手
取材の為、翌日訪れた中京大中京高校。すっかり暗くなったグラウンドで後輩たちが汗を流す。その傍らで微笑む高橋宏斗は、まだあどけなさが残る高校生だった。
地元で育った高橋にとってドラゴンズは憧れのチーム。「小さい頃のヒーローは川上憲伸さん。カッコよかった」と話す。
今年に入り、高橋の評価は急上昇した。中日ドラゴンズ清水昭信担当スカウトはこう話す。「本格的にドラフトのテーブルに上がるだろう、となったのは今年になってからです。もちろん、注目はしていました。去年の神宮大会の時は145キロくらい。いい投手でしたが、正直そこまでって評価でした」と話す。
しかし、年が明けた2020年1月、清水スカウトは目を丸くした。岡崎市民球場にはオリックスのスカウトも来ていた。そのスピードガンをのぞき込むと154キロを表示していた。
清水スカウトは「ひと冬越えてきたなって思いました。びっくりしました。いい意味でまとまった。マウンドでの雰囲気が全く違ったんです。さらには140球を超えてから出す150キロオーバーの直球。スタミナ面でも驚異的な進化をしていた。これは間違いなく行ける。そう確信しました。」と話した。
中日球団は数日前まで意見が割れていた。早稲田大学の早川、トヨタ自動車の栗林、そして中京大中京の高橋。最終結論は地元の高校生、高橋だった。
最終結論を勝ち取った清水スカウトはこう説明した。「僕たちスカウトは長所だけを報告するわけには行かないんです。短所も絶対に報告します。だから現状、高橋に短所は沢山あります」。
「でも、それを補う魅力が多い。わずか数カ月で化けた。スピード、スタミナが段違いになりました。ストレートばかりに目が行きますが、カットボールも高校生の中では一級品です。“将来性“という言葉より僕は彼の”伸びしろ“の大きさに惚れました」。
あわせて読みたい
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
ジャンル一覧
人気ランキング(オンデマンド番組)
-
J SPORTS STADIUM2024 ~オープン戦~ 広島 vs. 横浜DeNA(03/16)
3月16日 午後1:55〜
-
J SPORTS STADIUM2024 ~オープン戦~ 広島 vs. 中日(03/10)
3月10日 午後12:55〜
-
J SPORTS STADIUM2024 ~オープン戦~ 中日 vs. 阪神(03/15)
3月15日 午後5:55〜
-
【先行】J SPORTS STADIUM2024 ~オープン戦~ 中日 vs. 阪神(03/16)
3月16日 午後1:55〜
-
J SPORTS STADIUM2024 ~オープン戦~ 広島 vs. 横浜DeNA(03/17)
3月17日 午後12:55〜
-
J SPORTS STADIUM2024 ~オープン戦~ 広島 vs. 中日(03/09)
3月9日 午後12:55〜
-
【限定】J SPORTS STADIUM2024 ~オープン戦~ 横浜DeNA vs. 東京ヤクルト(03/13)
3月13日 午後12:50〜
-
J SPORTS STADIUM2024 ~オープン戦~ 中日 vs. 阪神(03/17)
3月17日 午後1:25〜
J SPORTSで
野球を応援しよう!