人気ランキング
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
コラム&ブログ一覧
球界でも数少ないサブマリン
「牧田さん!」「男気がすごい」「いやでも手首、真っ赤だし…」。
SNSでファンがざわついていた。10月22日のオリックス戦でのこと。楽天が6−3でリードした9回に、牧田和久が登板。身長2メートル超の強打者モヤが弾き返した球を左手首に受けた。
いったん治療のためベンチ裏に下がったが、その間に流れたスロー映像を見ると明らかに打球は直撃している…。投手交代かと思ったのもつかの間、牧田はマウンドに戻ると何球か投げた後、うなずいて続投した。映し出された彼の左手首は真っ赤だった。
この打球は牧田の腕に当たって3塁方向へ転がるも、鈴木大地がすぐに捌いてサードゴロに仕留めた。再開後、続くアダム・ジョーンズは2塁打。得点圏にランナーを背負うピンチに見舞われたが、続く2人の打者を退けてゲームセット。
そうして牧田が涼しい顔で試合を締めくくった。SNSでは喜びとともに、牧田のケガが大事に至らないことを祈る声で溢れた(翌日も登板しているので大丈夫だったようだ)。
今季から楽天に加入した牧田は、いわずと知れたベテラン右腕。稀有なアンダースローで日本代表としてWBCでも守護神を務め、18年からサンディエゴ・パドレスに移籍。2年ぶりに帰国した元メジャーリーガーだ。ここまでチームトップの21ホールドで47試合とフル回転し、「どこでも投げる」を有言実行している(10月24日現在)。
もともと先発だったが、2015年の西武時代からチーム事情に合わせて、配置転換に応じてきた。先発と救援では準備がまるで違うので、役割は固定したほうが負担は少ないに違いない。だが開幕前、牧田は誰よりも経験を重ねながら、こんなことを話していた。
「どこに出ようが、どこで野球をやろうが、自分のやるべきことは変わらないんですよ。調整の違い?それはプロですから、調整するんです。例えば、一般の企業だったら、2~3年で移動する。それで、また知らない仕事から始めるし、上に立ったら立ったで、また知らない見方があるでしょ」。
あわせて読みたい
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
ジャンル一覧
人気ランキング(オンデマンド番組)
-
J SPORTS STADIUM2024 広島 vs. 巨人(04/20)
4月20日 午後1:45〜
-
J SPORTS STADIUM2024 広島 vs. 巨人(04/19)
4月19日 午後5:45〜
-
J SPORTS STADIUM2024 広島 vs. 横浜DeNA(04/16)
4月16日 午後5:55〜
-
J SPORTS STADIUM2024 広島 vs. 横浜DeNA(04/17)
4月17日 午後5:55〜
-
J SPORTS STADIUM2024 中日 vs. 東京ヤクルト(04/16)
4月16日 午後5:55〜
-
J SPORTS STADIUM2024 中日 vs. 東京ヤクルト(04/17)
4月17日 午後5:55〜
-
【限定】J SPORTS STADIUM2024 広島 vs. 巨人(04/21)
4月21日 午後1:25〜
-
J SPORTS STADIUM2024 中日 vs. 東京ヤクルト(04/18)
4月18日 午後5:55〜
J SPORTSで
野球を応援しよう!