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野球 コラム 2018年8月21日

【広島好き】「℃℃℃ユニフォーム」をまとい、2位スワローズを迎え撃つホーム3連戦

野球好きコラム by 激カメ!大亀友毅
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カープは、8月21日(火)からマツダスタジアムに2位スワローズを迎えての3連戦。J SPORTS 1では、この3試合を完全生中継します。

今回の3連戦は「℃℃℃ユニフォーム」を着用して戦います。紺色と赤を基調にしたユニフォームに、Carpのロゴと背番号に足が付いたスペシャルユニフォームで、帽子の「C」には「゜」が付き「℃」になっている遊び心満載のこだわり仕様。

軽快なイメージのデザインで、機動力がさらに増しそうな予感のするユニフォームです。真っ赤な超満員のマツダスタジアムで、選手たちがどんな着こなしで活躍してくれるのか、とても楽しみです。

カープは、今季ここまでの対スワローズ戦で11勝4敗と大きく勝ち越しています。カード初戦の予告先発投手は、カープが9勝2敗で7連勝中のクリス・ジョンソン投手、スワローズが、5勝5敗の小川泰弘投手と発表されています。また、カープの2戦目以降の先発投手は九里亜蓮投手、岡田明丈投手が予想されます。

カープは8月15日、京セラドームでのタイガース戦2戦目で優勝マジックを7度目の挑戦で遂に点灯させましたが、翌16日の3戦目と17日の横浜スタジアムでのベイスターズ戦初戦に連敗してマジックが消滅。

しかし、翌日のベイスターズ2戦目に勝利し、スワローズが敗れたために1日にしてマジックが再点灯。翌日の3戦目も勝利してマジックを現在「28」としています。

前カードの横浜スタジアムでは、初戦をカープ3点リードで迎えた8回裏に筒香選手に逆転満塁ホームランを打たれ、さらには続く宮崎選手、ソト選手にも続けざまにホームランを打たれ、まさかの3連続本塁打を被弾。

3連投だったフランスア投手を投入出来ない台所事情も影響したと思いますが、実にショックの大きい逆転負けを喫しました。

しかし、これを救ったのがハーラーダービートップで、今季エースとしてカープ投手陣の屋台骨となっている2戦目先発の大瀬良大地投手でした。

昨年同じ8月のハマスタで、3夜連続サヨナラ負けを喫しているだけに、もし2戦目も負けることになれば、流れとムードがさらに悪化するのは必至。大瀬良投手にとってはプレッシャーの大きい、難しいマウンドだったと思います。

2回裏に1死3塁からソト選手のショートゴロの間に3走が生還して先制点を許し、3回裏にはヒットから連続四球を許して1死満塁としましたが、前日逆転満塁ホームランの筒香選手を、高めのストレートでショートゴロ併殺に打ち取って無失点に食い止め、以降4回、5回、6回は三者凡退を奪う力投。

7回裏には1死からのヒットで1死1塁としましたが、代打・佐野選手をセンターフライに打ち取り無失点。

しかし、奇しくも前日と同じ4対1、カープ3点のリードで迎えた8回裏。ここまで102球だった大瀬良投手は2ベースヒットとヒットで連打を許してしまい無死1・3塁となったところで降板。

緒方監督は前日投入しなかった左腕フランスア投手をマウンドに送り、代打・桑原選手を角度のある速球で空振り三振、ロペス選手をショートフライに打ち取り2死1・3塁。

筒香選手には四球を与え、満塁としましたが、続く宮崎選手をセンターフライに打ち取って見事な火消し。ベイスターズに前日の再現を許しませんでした。

大瀬良投手は無念の8回途中降板となりましたが1失点の好投で13勝目を手にし、チームにあった嫌なムードを断ち切ってくれました。

決して良くなかったという中、気迫の粘投でベイスターズ打線を封じ、チームに勇気を与えた姿は、まさにエースといえるものでした。

打線では、2・3戦目に不振の田中広輔選手を7番に下げ、代わって1番に起用されたのは、2戦目が野間峻祥選手、3戦目が西川龍馬選手でした。

8月4日、同じ横浜スタジアムでも「8番菊池」で打順変更を行った緒方監督ですが、今回の打順変更もハマって、カープは流れを取り戻して連勝。

野間選手はヒットこそなかったものの、2四球を選んでしぶとく出塁すると、全ての出塁で盗塁を決めてチャンスメーク。相手投手が嫌がる粘っこさとしぶとさ、さらには持ち前のスピードで、機動力が出来る1番の適正を示しました。

一方、これがプロ初めての1番となった西川選手は、初回の先頭でベイスターズ先発の左腕・今永投手の初球ストレートを右中間に弾き返す2ベースヒットで、いきなり結果を残し、この回一挙4点を入れた猛攻の口火を切りました。

さらに、7回表2死1・2塁からベイスターズ4番手の平田投手が投げた難しいインローを、腕を畳んで打った巧打でセンター前へタイムリーヒット。6打数2安打1打点1四球でチームの連勝に貢献しました。

打順の固定を明言していない緒方監督ですが、「8番菊池」に続いて、さらなる打順のバリエーションが出来たのは大きいです。

また、田中選手も、打順降格2試合目に復調。初回2死1・2塁からセンターオーバーの2点タイムリーヒットを打って、2塁ベース上で渾身のガッツポーズを決めると、7回表にセンターに打ち返すヒット。

さらに8回表にはセンターに犠牲フライを打って、4打数2安打3打点で調子を取り戻しました。今回のスワローズ戦では1番復帰が期待されます。

前回の菊池選手もそうでしたが、不振となれば容赦なく打順を降格させて奮起を促し、下位打線で楽に打たせて実戦の中で調子を取り戻させ、代役も活躍する。こういった効果的な策が出来るのですから、カープが強いはずです。

「℃℃℃ユニフォーム」をまとい、2位スワローズに挑むこのホーム3連戦で、球団初の3連覇を目指すカープが、優勝マジックをどこまで減らすことが出来るのか。楽しみが多い注目の3連戦です。

代替画像

激カメ!大亀友毅

関東に住む、生まれた時からのカープファンで、自称カープトグラファー。自身が運営する「激カメ!大亀の関東レポート」では、関東のカープファン、関東でのカープ選手や、カープイベントなどを、激カメ大亀が写すファン、選手の表情を重視した写真満載のレポートを掲載。テーマは、カープ浪漫!ファン目線でのコラムをお届けします!「激カメ!大亀の関東レポート

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