人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

バドミントン コラム 2023年7月24日

選手の表情を見てターニングポイントを探れ!  早川賢一/遠藤大由(BIPROGY)が語るジャパンオープンの見どころ

バド×レポ by 平野 貴也
  • Line

早川賢一監督/遠藤大由ヘッドコーチ(BIPROGY)

――男子ダブルスは、初めて競技を見る方にオススメの種目にもなると思います。生観戦じゃないと分からない迫力がありますし、多くの方に体感してもらいたいですね
(早川) 男子ダブルスは、近年、ラリー展開が早くなっていると思います。ゆっくりと(高い)ロブを上げる選手がいなくなりました。今は(相手の頭上を素早く越す)低いロブを出すので、ずっと両ペアが相手を崩そうとして、どちらもローテーションが早くなっています。ずっと早い展開で休まる時がない印象ですね。男子ダブルスは、やっぱり面白いですよ。速いので。その中でも駆け引きがあるのですが、会場に行かないと、あの駆け引きや緊張感といった雰囲気は味わえないですね。

(遠藤) 会場で見た方が音もすごい。選手がいろいろな表情を見せるので、それも観戦の楽しみの一つかなと思います。

■答え合わせは、居酒屋で?

――大会を見る人たちは、どんなところに注目すると、先ほどお話にあった、選手が感じているプレッシャーなどを理解できるものでしょうか
(遠藤) 難しいな……。でも、緊張しているときは、多分、見ればすぐに分かりますよ。それに、乗り越えたなっていうのも、すぐに分かります(笑)。

(早川) 分かる(笑)。でも、その言い方で合ってると思う。

(遠藤) 緊張していても、大したことのない1点で吹っ切れるときがあるんです。そこを見逃さないでほしいです。次のラリーで変わる時があります。逆に、リラックスしていたのに、急に緊張してしまう選手もいます。そういうところを見るのも面白いと思います。

(早川) 応援しながら「さっきのアレが、ターニングポイントだったんじゃないか」と思いながら見てもらえれば。いろいろなポイントやストーリーがあるとは思いますけど。

(遠藤) どこがポイントだったかの答え合わせは、一緒に来た友だちと、帰りに居酒屋で話し合えば、盛り上がるのではないでしょうか(笑)。

文:平野 貴也
平野貴也

平野 貴也

1979年生まれ。東京都出身。
スポーツ総合サイト「スポーツナビ」の編集・記者を経て、2009年に独立。サッカーをメーンに各競技を取材している。取材現場でよく雨が降ることは内緒。

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

J SPORTSで
バドミントンを応援しよう!

バドミントンの放送・配信ページへ