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バドミントン コラム 2023年7月24日

奈良岡功大の五輪レース戦略「今はタイトルより平均的なポイント獲得が大事」

バド×レポ by 平野 貴也
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■「まだ言えないけど、フェイントショットの練習はしている」

奈良岡功大選手

――1万ポイントを取るために必要なことは?連戦が続くので、ピーキングというかメリハリも必要になるかと思いますが?

今の自分を変えることなく、全てのスキルを全体的に上げていきたいです。ピーキングと言っても、スーパー1000やスーパー750は1年間で何度かある大会なので、そこはベスト8~4でも良いと思います。それよりも(タイトルにこだわるのは)年に1回しかない世界選手権やツアーファイナルズ、あるいは4年に1回の五輪、アジア大会のような大会で勝ちたいです。

――ジャパンオープンは、日本のファンが優勝を望んでいると思いますが?

昨年2回戦負けなので、それより勝ちたいですね。組み合わせを見ると、前回大会で負けたアントンセン選手と再戦する可能性があるので、できれば再戦して勝ちたいです。

――プレー面で変わらなくても、勝ったらシャトルを客席に打ち込んだり、ユニフォームを脱いで投げ込んだりするファンサービスのパフォーマンスなどがあっても良いのでは?

いやー苦手なので(笑)シャトルを打つくらいはしようかな。どちらかと言えば、自分のプレーで盛り上がってほしいです。多彩なショットを打つ方なので。相手のエースショットをレシーブしたり、色々なテクニックも見せたりできるかなと。

――先日、テレビ番組では手首の柔らかさを生かしたクロスショットが紹介されていました

今まだ言えないですけど、他にもフェイントショットの練習はしています。今年の始め頃から練習していて、ほぼ完成しているのですが、まだ使っていません。どこで使っていこうかなと。カナダではちょっと試しながらやっていたのですが。(全部見返せば分かる?)そうかもしれません(笑)

――最後に、あらためて意気込みを聞かせてください

日本でやる大会なので皆さんにたくさん応援してもらえるよう、できるだけ勝ち進みたいです。頑張ります!

トップレベルの国際大会に出場したいと願っていた昨年の春から世界は一変した。今や、世界トップレベルでタイトルが期待される、日本のエースだ。ジャパンオープンで勝ち上がれば、その存在感と期待は、ますます大きなものになる。日ごろから「自分でプレッシャーをかけたくない」と話す選手だけに優勝宣言は出なかったが、自国開催のプレッシャーの中で持ち前の技量を発揮すれば、狙える位置にはいる。どんなプレーを見せてくれるのか、楽しみだ。

文:平野 貴也
平野貴也

平野 貴也

1979年生まれ。東京都出身。
スポーツ総合サイト「スポーツナビ」の編集・記者を経て、2009年に独立。サッカーをメーンに各競技を取材している。取材現場でよく雨が降ることは内緒。

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