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バドミントン 奈良岡功大選手インタビュー動画
新たなフェイントショット誕生!?
■レース中はタイトルより「平均して高ポイント」を優先
――五輪レースが始まってからもプレー内容で手応えがあり、安定してポイントを稼げているのは良い状況だと思います。一方で期待が高まる中、昨年のベトナムオープン(スーパー100)からタイトルに手が届いていません
今は五輪レース中なので、平均して高いポイントを取っていくことの方が大事だと思っています。優勝をしても、次の大会で負けるというパターンだと(世界ランキングは直近1年の成績が反映され、毎週1年前の成績が消えるため)1万点を失って、補填(上位10大会分の成績に追加されるポイント)が3000点しかないと7000点も下がりますけど、失うのも取るのも6000点ならランキングポイントは落ちません。まだ22歳でパリ五輪後も選手生活を続けるつもりでいるので、タイトルを今取らなくてはいけないと焦る必要はないと思っています。
――そういう考え方に至った背景は?
昨年の後半にスーパー750やツアーファイナルズでベスト4に入れてポイントを稼げた時に、今後そのポイントが効力を失う時にどうやって補填すればいいのかを考えたのですが、ジョナタン・クリスティー選手(インドネシア)とか、ロー・ケンユー選手(シンガポール)、チョウ・ティエンチェン選手(台湾)とかは、常にベスト8~4にいて、時々決勝にも上がって来る。それでずっと世界ランク1桁にいてシードを確保しているので、同じような形から決勝進出や優勝を狙えればいいなと考えました。
――五輪レースで必要な10大会分、或いはツアーファイナルズに必要な14大会分の高ポイントが揃ったら、欲を出そうかなという感じでしょうか?
そうですね。上位大会のベスト4で7700~8000強のポイントになるのですが、それが10大会分付いてきたら(上位大会の決勝進出、優勝で獲得できる)1万ポイントを狙ってみようかなというところですね。10大会分あれば、優勝だけ狙っていって1回戦負けの大会が出てきても怖くないので。でも、来年も五輪までに(今までは秋の開催だった)フランスオープン(スーパー750)が入ってきたり、最後にアジア選手権(昨季からスーパー1000に格上げ)があったりと、最後までポイントの高い大会もあるので、ケガなく平均的に高ポイントを稼ぐことがベースになると思います。
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