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バドミントン コラム 2023年7月24日

奈良岡功大、五輪レースに手応え「状況に適した戦い方ができるように」

バド×レポ by 平野 貴也
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バドミントン 奈良岡功大選手インタビュー動画

新たなフェイントショット誕生!?

■同じ相手と何度も戦いながら対策を積み重ねる

――個人戦は、マレーシアM(スーパー500)からスタートしてベスト8でした

いつも勝っている相手(リン・チュンイ=台湾)だったので、大丈夫かなと思っていたのですが、シャトルがよく飛ぶ会場で(粘って)長い試合になったことで疲れてしまいましたね。

――個人戦の第2戦となったシンガポールオープン(スーパー750)は、準決勝でアンダース・アントンセン選手(デンマーク)に敗れましたが、第1Gはずっと5点ほどの差を追いかける展開から、終盤にロングサービスを連続する戦い方に切り替えて逆転でゲームを奪う戦い方が印象的でした

点数が離れても諦めずに戦えたところは、ちょっと成長できているのかなと感じています。アントンセン選手は身長が大きいけど、テクニシャン。ショートサービスに対しては(ネット前からの)プッシュ、ヘアピンですごい球が来るので、ロングを打って上から打たせてレシーブで取ろうと切り替えたのが、うまくいきました。

――しかし、ファイナルゲームではコート前方に立たれて、得意とするネット前へ落とす球をかなり警戒されてしまいましたね

そうですね。でも、この試合があったから、次のインドネシアオープンの1回戦で再戦したときは、前に落とすのではなく、相手を奥に追いやる戦い方に変えて、うまく勝つことができました。今後もうまく戦い方を選んでいきたいです。

――5大会の中で、アントンセン選手、シー・ユーチ選手(中国)、プラノイ選手(インド)と複数対戦しています

今年、来年は、大会数がすごく多いので、勝ち進めば同じ相手と何度も戦うことになりますので、どう対策をしていくかはとても大事になると思います。

■ハードな連戦、体調管理の難しさ

奈良岡功大選手

――第3戦は、インドネシアオープンでベスト8。2回戦でシー・ユーチ選手(中国)に逆転勝ちしましたが、しっかりと相手を動かしていて、やりやすそうに見えました

やりやすいことはないですけど、シー・ユーチ選手とは(スディルマン杯、シンガポールオープン、インドネシアオープンと)何回も対戦したので、エースショットに慣れてきました。あと、インドネシアの会場は風があって独特なので、わざとアウトを狙って打って風でインに入って来る軌道の球を狙いました。ただ、あの試合は良かったのですが、試合の後に腹痛が起きて体調を崩してしまい、次の試合で負けてしまいました。すぐには回復しなくて、ほとんど練習ができないまま臨んだカナダオープン(スーパー500)も調子が上がりませんでした。それでもカナダでベスト4まで行けたのは、自分の中では良かったと思います。

――1月のインドオープンでも体調不良に悩まされたと話していましたよね。ハードスケジュールなので、体調管理は非常に重要な要素になっていると思います。

食欲が落ちるわけではないですし、食べる物も気をつけてはいるのですが、連戦だと胃が疲れているのか、免疫力が落ちているのか……。海外遠征が続くと、体重が増えてしまう部分もあります。今回もインドネシアで調子を崩した後(思うように練習ができず)4キロくらい増えていました。遠征中は、たくさん食べないと足を攣ったりするので食べるのですが、その分、増えてしまうことがあります。体重計は持って行って毎日測っています。体重が増えてプレーのパフォーマンスに影響が出ているとは感じないのですが、重いままプレーをすると身体を痛めてしまう可能性があると思うので、体重は気にしていて、調整しています。睡眠もしっかりとりますね。寝ないと体調悪くなるので。

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