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バドミントン コラム 2023年7月4日

苦しむ志田/松山、想定以上のプレッシャーを乗り越えられるか

バド×レポ by 平野 貴也
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■7月最後は自国開催のジャパンOP、昨年の雪辱で手応えつかめるか
一つでも手応えを得られれば、余裕が生まれて事態が好転する可能性はある。しかし、タフな五輪レースでは、手応えをつかむこと自体が難しい。7月はカナダOP(スーパー500、7月4日開幕)、韓国OP(スーパー500、7月18日開幕)、ジャパンOP(スーパー750、7月25日開幕、代々木第一)の3戦を予定している。松山は「もちろん優勝したいですけど、今の自分たちに何かを得られる大会になればいい。勝ちながら、自分たちの良い物を見つけて終われるのが一番良い」と好転の材料をつかむことを最優先のテーマに掲げた。
ジャパンOPは、昨年は初戦敗退。気負い過ぎて表情が強張り、力を出し切れずに負けた。重圧との戦いにおける成長ぶりを示したいところでもある。志田は「(五輪レースのポイント差を)見ても焦るだけ。まずは、自分たちが置かれている状況があまり良くないと思うし、自分たち次第のところが大きい。まずは目の前のやるべきことが大事。ジャパンOPは、シードがない状況になるけど、一つひとつ向かっていく気持ちで。昨年は悔しい思いをしたし、メンタル的にも普通にできず、背負ってしまった。ここで払拭できるように、絶対に結果を残していやるという気持ちで頑張りたい」と意気込みを語った。
五輪レースは、先行有利ではあるが、まだ先は長い。強敵を撃破するか、好成績を残すか。厳しい戦いの中で成長のきっかけを得て、重圧を乗り越える。

文:平野 貴也
平野貴也

平野 貴也

1979年生まれ。東京都出身。
スポーツ総合サイト「スポーツナビ」の編集・記者を経て、2009年に独立。サッカーをメーンに各競技を取材している。取材現場でよく雨が降ることは内緒。

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