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バドミントン コラム 2023年5月2日

3度目五輪目指す山口は泰然自若、初出場狙う奈良岡は高揚=バドミントン五輪レース開幕

バド×レポ by 平野 貴也
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■奈良岡が台頭の男子シングルスも激戦必至

国際大会で急激に成績を伸ばした奈良岡

男子シングルスも日本勢同士の争いが激しくなる。22年後半に日本A代表に昇格し、国際大会で急激に成績を伸ばした奈良岡の台頭で状況は変わった。現在は、日本勢で唯一の世界ランク1ケタ。上位が期待される位置での五輪レース開幕は思い描けていなかったという奈良岡だが「去年は、五輪レースを回りたいという気持ちだけで頑張っていた。(それまでは)世界ランク48位とかだったので、絶対に回れないと思っていましたけど、やっと、回れる権利をもらえたかなと思います」と待望の舞台を前に充実感を得ていた。22年末のBWFワールドツアーファイナルズでは、世界王者のビクター・アクセルセン(デンマーク)を相手にファイナルゲーム終盤まで競る大健闘。短期決戦なら十分に上位を狙える。今後は、長いシーズンで安定して成績を出すために経験を重ねていく段階だ。「五輪レースは初めての経験。みんな、レースに向けて体力を温存しているのかなとか、まだ本気じゃない選手もいるのかなとか思う。(五輪レースで)みんなが目の色を変えてくるのでちょっと怖いですけど、自分は自分。楽しんでいこうと思います」と経験豊富な選手たちの動向を警戒しながらも、初めての五輪レースに臨む高揚感を漂わせた。男子シングルスは、桃田賢斗(NTT東日本)が20年の交通事故後から不調に苦しむ中、2大会連続の五輪出場を目指す常山幹太(トナミ運輸)が1月のマレーシアOP(スーパー1000)で4強入りするなど奮闘。また、西本拳太(ジェイテクト)も22年のジャパンOPでBWFワールドツアー初優勝を飾るなど成績を上げており、4人で2枠を争う形になりそうだ。

5月から五輪レースが始まり、7月には、東京・代々木第一体育館でダイハツジャパンオープン(スーパー750)も行われる。レースの前半戦、誰がリードや手応えを得るか注目だ。

J SPORTS オンデマンド番組情報

文:平野 貴也
平野貴也

平野 貴也

1979年生まれ。東京都出身。
スポーツ総合サイト「スポーツナビ」の編集・記者を経て、2009年に独立。サッカーをメーンに各競技を取材している。取材現場でよく雨が降ることは内緒。

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