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バドミントン コラム 2022年1月7日

バドミントン世界王者、保木&小林「2022年は世界1位、東京で世界選手権V2が目標」

バド×レポ by 平野 貴也
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保木卓朗選手

――保木選手は、小林選手にレシーブを任せる部分が増えて、どう変わりましたか?

保木:小林のレシーブ力が向上したことで配球パターンが増えました。以前は、どうしても「自分のところに相手がアタックしてくるように」という配球しかできませんでした。でも、今は「小林の方にアタックさせる」配球をしても、小林がクロスレシーブで相手の上体を煽って全力では強打を打てない形に持っていったり、強い球を打ち返してくれたりしてくれています。配球を変えるだけで、相手の球も絞りやすくなるものです。例えば、僕がフォアハンドで速いロブをクロスに打つと(頭を越される前に高い打点で)飛びついて打ってくる相手の球は(上から下への角度をつけにくく)コートと並行の弾道で正面に飛びやすい。それをアタック力のある小林が強い球で返してくれるというパターンも可能になりました。それに、2人でレシーブができるようになり、1回で攻め切らなくても、ラリー中に守備、もう一度攻撃とプレースタイルを変えられるようになりました。配球パターンが増えたこと、ラリー中に攻守の切り替えができるようになったことが、勝ち続けられた要因だと思います。

――連戦を勝ち続けられたのは、小林選手が「ケガをしない戦い方ができるようになった」と話していたことも大きな関係があるのでは?

小林:攻撃一辺倒のプレースタイルのままだったら、21年下半期も(長期遠征5大会目の)インドネシアの2大会目くらいで、腰か背中、腹筋あたりがちぎれて、肉離れなどを起こしていたと思います。レシーブからでも点を取れるようになったので、全力の強打に頼らず、良い意味で休める時間が増えたので、今はどこも痛くありません。今までは、身体を酷使して、負傷箇所の状態を考えて、絶対にできないことがいくつかある中でプレーしなければいけないのが難しかったのですが、それも解消されました。

■2022年は世界ランク1位、東京で世界選手権の連覇が目標

――連戦続きの21年が終わったばかりですが、2022年の初戦は、国内のS/Jリーグ(2月、熊本、東京で開催)。見るのを楽しみにしているファンも多いと思います

保木:S/Jリーグでは、チームの目標である5連覇を達成したいです。日本でファンの方に久々に試合を見てもらえるのは楽しみですけど(世界王者になって)以前とは見られ方が変わっていると思うので、すごい緊張しそうです(笑)。変な試合はできませんし、日本のペアには負けられない気持ちにもなっているので、ちょっと変なプレッシャーはあります。でも、今の自分たちは引かなければ絶対に勝てると思っていますし、自信の持ち方が大事。自分がトップだと胸を張って相手に臨むことが大事だと考えています。

小林:団体戦なので、仲間の応援がすごいし、お客さんも入ってくれれば、すごく楽しいだろうなと思っています。国際大会で良い成績を残せて、僕たちのことを知ってくれている人も増えていると思うので、皆さんに見てもらう中で、インドネシアの3大会や世界選手権で見せたプレーのクオリティーを試合で発揮したいと思っています。

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