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バドミントン コラム 2018年12月11日

桃田、奥原、タカマツ、山口が2度目の優勝狙う=BWFワールドツアーファイナルズ

バド×レポ by 平野 貴也
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男子ダブルスに出場する遠藤、渡辺組

男子ダブルスに出場する遠藤、渡辺組

同じ初出場で注目されるのは、渡辺勇大(日本ユニシス)が2種目で出場する男子ダブルスと混合ダブルスだ。男子ダブルスは、早川賢一とのペアで出場経験がある遠藤大由(日本ユニシス)がパートナー。グループリーグはB組で台湾の2ペアと、2013年、2015年に世界選手権を制しているベテランのヘンドラ・セティアワン、モハマド・アッサン組(インドネシア)と対戦する。

渡辺が東野有紗(日本ユニシス)と組む混合ダブルスは、3月の全英オープン、11月の香港オープンを制しており、着実に力をつけている。1年間で世界ランクを29位から3位まで引き上げ、勢いがある。香港オープンでは、過去5度敗れていたワン・イルユ、ファン・ドンピン組(中国)を決勝で破ってみせたが、今大会では同じB組に入り、またも宿敵と対戦することになった。

ワールドツアーファイナルズの出場選手は、いずれも2020年東京五輪で上位を狙う実力派。前哨戦とも言うべき直接対決が多く実現する。見逃せない戦いの中で、日本勢がどのような成績を挙げるのか、楽しみだ。

平野貴也

平野 貴也

1979年生まれ。東京都出身。
スポーツ総合サイト「スポーツナビ」の編集・記者を経て、2009年に独立。サッカーをメーンに各競技を取材している。取材現場でよく雨が降ることは内緒。

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