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フィギュア スケート コラム 2021年5月26日

田村岳斗コーチ20/21シーズン振り返りインタビュー~北京五輪シーズンに向けて~

フィギュアスケートレポート by J SPORTS 編集部
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田村:いまだに続くコロナ禍でどのようなシーズンになるのか、過去の経験とはまったく違います。今回、世界選手権は無観客の形で開催しましたが、果たして来シーズンのGPシリーズや海外での試合がどうなるのか?移動のリスクや隔離によって滑ることができない時間もできてしまうので、選手の体調も考えると、海外2試合戦うのはかなり難しいかもしれません。これまでもGPシリーズ2試合、GPファイナル、全日本、四大陸、世界選手権という過密スケジュールでしたが、来シーズンは2月に北京オリンピックが入ってきます。どれだけいいコンディションを維持したまま試合に臨めるかが重要になってくるわけです。仮にすべての試合が開催されたとしても、トップ選手は試合を選ぶ必要があると思います。体調管理とスケジュールは大きな課題になりそうです。

Q:最後の質問です。北京大会もまだ不安要素の中にありますが、今年開催予定の東京に関して、オリンピアンである田村コーチとしては現状どのように感じていますか?

セーフティ・ファーストの二重マスク。大きな音が流れるリンク内は、生徒に声も表情も伝わらないので指導も大変です(笑)

田村:オリンピックは4年に一度ですが、選手によっては一生に一度かもしれないです。子どもの頃から強い想いを持って、オリンピックを目指して戦ってきている選手が多いと思います。家族やスタッフ、ファンのみなさんの支えに対して恩返しをしたいという思いもあるでしょう。世界を目指して戦い続けることは、想像する以上に大変なことで、1年開催が伸びたことで引退を決めた選手もいると聞いています。「人生をかけて戦っている!」そう思っている選手もいるでしょう。それを声にできない、声に出してはいけない状況は本当に心苦しいと思います。
夏季大会であれ冬季大会であれ、懸命に戦っている選手が安心して競技に集中できる状況に早くなってほしいと願っています。

文:J SPORTS 編集部

J SPORTS編集部

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