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フィギュア スケート コラム 2011年1月29日

【フィギュア欧州選手権レポート】 男子フリースケーティング公式練習

フィギュアスケートレポート by 野口 美恵
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欧州選手権は競技の最終日となる1月29日、男子フリースケーティング(FS)の公式連練習が行われた。男子はショートプログラム(SP)で1位から7位までが7.67点差と、逆転可能な範囲にひしめきあう展開。朝の公式練習は、誰もが積極的に難度の高いジャンプに挑戦し、緊張感溢れる練習となった。

†ジュベール

SP7位~12位の第3グループは、7位のブライアン・ジュベール(フランス)、クリストファー・ベルントソン(スゥエーデン)らが登場。練習開始後3分から、誰もが次々とジャンプ練習を始める。ベルントソンは、「マイケルジャクソンメドレー」に合わせて、トリプルアセルや3回転ジャンプを次々と決めた。

†ベルントソン

欧州選手権9年連続表彰台のジュベールは、フリースケーティングで意地を見せたいところ。曲かけが始まった直後にズボンの裾紐が切れてしまい、演技を中断。最後の1分ほどだけスピンなどを確認した。曲かけ後は、気合いを入れなおした様子で、入念に4回転トウループに挑戦。成功させるたびに会場から拍手が起こった。後半はトリプルアクセルに集中していたが、曲かけの最中だったペーター・リーベルス(ドイツ)を2度連続で邪魔してしまい、練習後に謝っているシーンも。3度の欧州王者であるジュベールだが、周りも見えないほどの焦燥感と集中力でジャンプ練習していることが伺える一幕だった。

†アモディオ

第4グループの滑走順は、サミュエル・コンテスティ(イタリア)、フローラン・アモディオ(フランス)、ミカル・ブレジナ(チェコ)、ケビン・バン・デル・ペレン(ベルギー)、アルトゥール・ガチンスキー(ロシア)、トマシュ・ベルネル(チェコ)。誰もが表彰台を狙える接戦だけに、4回転やトリプルアクセルが次々と披露され、豪華な公式練習となった。

1番手のコンテスティ(SP6位)は、冒頭から3回転ジャンプを次々と入れ、闘志溢れる練習をスタート。キレのあるジャンプの踏み切りが曲とピタリと一致し、かなり練習を積んできた様子だった。

†ブレジナ

ベルントソンやベルネルと同様「マイケルジャクソンメドレー」をFSで披露するのは、SP首位のアモディオ。前日の公式練習よりもトリプルアクセルの調整はずっと良く、前夜の首位でかなりの自信をつけたと思われる。今季はもともと得意としているFSだが、今まで以上に緩急を使い分けた演技で、練習を見に来た観客を沸かせた。

ブレジナは、高さのあるトリプルアクセルや、スピードのある3回転フリップを決める。特にトリプルアクセルは好調で、難度も成功させてアピール。軽快なステップや、今シーズンから回転速度も速くなってきたスピンなど、次々と新しい魅力を見せ付ける練習内容だった。ペレンは曲かけでも4回転トウループを成功させ、自信に溢れた表情を見せた。他の3回転はすべてディレイド(跳び上がってから余裕を持って回転する)で、成功の可否ではなく、どれだけ質を高められるかを追求しているほどの高レベル。残り10分を残してリンクを後にした。

†ベルネル

ガチンスキーは、少しジャンプが不調の様子。最初に何度かジャンプを確認していたが、かえって変なクセが付くのを避けようとしたのか、ほとんどジャンプを跳ばない。曲かけの冒頭で4回転トウループを転倒すると、緊張した表情を見せた。ベルネルは、SPで転倒したトリプルアクセルの練習に固執。1回転になったり転倒したりと不安要素はあったが、最後まで果敢に練習し続ける精神力の強さをアピールした。一方、4回転トウループは1度成功し、練習を積んできた成果を見せた。

男子FSは現地時間の29日18時15分から行われる。

代替画像

野口 美恵

スポーツライター、元毎日新聞記者。自身のフィギュアスケート経験をもとに、技術やルールに関して詳細な記事を執筆。

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