ラグビー愛好日記

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

最近のエントリー

カテゴリー

アーカイブ

2016/05

S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

このブログについて

プロフィール写真【村上晃一】
1965年京都市生まれ。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。
ラグビーの現役時代のポジションは、CTB(センター)、FB(フルバック)。1986年度西日本学生代表として東西対抗に出場。
87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者、ラグビージャーナリストとして活動。J SPORTSのラグビー解説は98年より継続中。1999年から2019年の6回のラグビーワールドカップでコメンテーターを務めた。著書に「仲間を信じて」(岩波ジュニア新書)、「空飛ぶウイング」(洋泉社)、「ハルのゆく道」(道友社)、「ラグビーが教えてくれること」、「ノーサイド 勝敗の先にあるもの」(あかね書房)などがある。

2016年05月20日

トップリーグ情報、日本代表&サンウルブズ

ラグビー愛好日記 by 村上 晃一
  • Line

コメント欄閉鎖について、たくさんの温かいメッセージをありがとうございます。いつか再開できる日を楽しみに、日記を綴ります。きょうはいろいろです。

8月26日に開幕するトップリーグの今季の大会概要が発表になっている。競技規則では、これまで4トライ以上獲得したチームに与えられていたボーナス点が、相手より3トライ以上獲得したチームへのボーナス点に変更される。これは、現在行われているスーパーラグビーでも採用されているもの。また、トップリーグの新規約として、外国籍選手の同時出場は2人まで、加えて、アジア枠の選手1名、特別枠選手も1名出場できることになった。アジア枠は昨季までと同じだが、特別枠とは他国の代表になっていない選手、つまり今後日本代表になる可能性のある選手ということだ。

これらの変更については「トップリーグを世界基準に合わせ、競技運営のレベル向上を図ることを目的として、一部のルールをスーパーラグビーのレギュレーションを採用した内容に変更します」と説明されている。特別枠の設置は、リーグ全体のレベルアップと将来の日本代表強化を考えてのもの。世界レベルの選手が多くなれば当然リーグのレベルを上がるし、日本代表選手資格を持つ有力選手が増えることで代表入りの競争も激しくなる。ただし、他国の代表経験のない選手の年俸が高騰する可能性もあり、トップリーグ全体で知恵を働かせなくてはならないだろう。

5月21日の土曜日は、アジアラグビーチャンピオンシップの日本代表対韓国代表戦が行われる。今回の日本代表は、4月30日に韓国代表(85-0)、5月7日に香港代表(38-3)と快勝したメンバーより、さらに若い。FL古川聖人(立命館大2年)、WTB安田卓平(同志社大2年)が先発で日本代表デビュー。また、HO橋本大吾(東芝ブレイブルーパス)、NO8ファウルア・マキシ(天理大2年)、SH中嶋大希(流通経済大3年)がリザーブ席から初キャップを目指す。2連勝を中心だったSO山中亮平に代わって、SOは中村亮土、山中はFBで出場。6月に行われる20歳以下の最高峰の大会「U20チャンピオンシップ」に出場するU20世代の選手にとっては貴重な試合機会になる。

◎アジアチャンピオンシップ2016第3戦 日本代表登録メンバー
1東恩納寛太、2坂手淳史、3渡邉隆之、4谷田部洸太郎、5小瀧尚弘、6古川聖人、7金正奎、8山本浩輝、9内田啓介、10中村亮土、11児玉健太郎、12石橋拓也、13前田土芽、14安田卓平、15山中亮平/16三浦昌悟、17橋本大吾、18北川賢吾、19宇佐美和彦、20ファウルア・マキシ、21中嶋大希、22野口竜司、23山下一(豊田自動織機) 

オーストラリアのレッズと対戦するサンウルブズのメンバーは以下の通り。先発メンバーは、前節のストーマーズ戦と同じ。レッズでは、ツイ ヘンドリック、五郎丸歩の日本代表コンビが先発する。

◎サンウルブズ(対レッズ戦)メンバー
1三上正貴、2木津武士、3垣永真之介、4ティモシー・ボンド、5ファアティンガ・レマル、6リアキ・モリ、7アンドリュー・デュルタロ、8エドワード・カーク、9日和佐篤、10トゥシ・ピシ、11ジョン・スチュワート、12立川理道、13デレック・カーペンター、14山田章仁、15リアン・フィルヨーン/16 堀江翔太、17稲垣啓太、18浅原拓真、19大野均、20安藤泰洋、21矢富勇毅、22 田村優、23パエア ミフィポセチ

お知らせ◎JSPORTSは、日本対韓国戦を、5月21日(土)の午前11:50からJ SPORTS 1で生中継、オンデマンドでもLIVE配信する。
<放送予定>
https://www.jsports.co.jp/program_guide/59887.html
<J SPORTSオンデマンド 視聴ページ>
http://front.jsports-ondemand.com/p/67-13020600716E2088L

レッズ対サンウルブズは、5月21日(土)の午後1:55からJ SPORTS 1とオンデマンドで生中継。もう一つ、ゴールデンウィークに福岡で行われた単独高校の世界大会「サニックスワールドラグビーユース交流大会2016」が、1時間のダイジェスト番組で放送される。

初回放送は、5月20日(金)午後9時からJ SPORTS 1です。
https://www.jsports.co.jp/program_guide/59939.html

ニュージーランドのロトルアボーイズ、南アフリカのグレンウッドには、将来、スーパーラグビーで活躍しそうな選手がいる。将来の日本代表として期待される日本の高校生達と含め、その個人技にもご注目を。

  • Line